道徳の通知表の文例を考えよう(1)
思ったより書かなくてはいけない!
通知表に書くこと増えまくりですね。所見に総合に英語道徳も!
道徳は心ですから、評価って難しすぎ!
しかも文章でかけって!
道徳の題材(作品のようなあのお話)を節度を指導していると考えながら教えるのは難易度高すぎます。
題材1つ1つに、テーマがありますよね。
そして、子供達がどのテーマについて強い関心を抱いたか・・・。
屁理屈はいえます(私は屁理屈のほうで評価しています。)。でも、働いて数年の先生がそこまでできるとは思えません。そこで、屁理屈と今から実際に書くことができる指導方法を教えます。
道徳の通知表を書くための屁理屈(吐きそうな気持ちになりますよね)
ポートフォリオ評価をしましょう。感想文・道徳ノート・心情の変化・最初の気持ちから題材をふれて変わっていった子供の変化を板書で表現しながら記録をしていく。このことを複数絡めて通知表の文章を書かせて評価していきます。
多面評価もしましょう。友達との意見交流を通じて変わった心情について記録をもとに評価をしていきます。私はさらに道徳ノートを中心に板書で子供にネームカードを貼らせて、最初の心情と題材に接したときの変化をネームカードの位置の移動で把握し記録しています。
今からは無理だ・・・。なんとか道徳の評価と通知表が書ける方法が欲しい
これは、人に言わないほうがいい方法でしょう。道徳の授業で題材は10個ほどは授業されていると思います(10回は道徳の授業をしているよねって話です。していなくても書く上では大丈夫です。道徳の教科化の観点では実施していないのはよくないので、1年で必ず標準時数をこなしましょう。)
道徳の所見を書くまでに子供にかける時間2時間
用意するもの
作文用紙(なければA4の紙)道徳の教科書
1時間目の主発問(子供にいうこと)
紙に出席番号と名前をかいてください。1学期に学習した道徳の教科書の目次をあけましょう。
この中で1番こころに残ったテーマをみつけましょう。
それについて、どういったところがこころに残ったか、お話を読んで書いていきましょう。
友達の意見でよかったことも書きましょう。
手が動かない子供にはお話を選ばせるだけでもいいです。
道徳ノートを書かせている場合は最高です。
道徳ノートを見ながらかきましょう。
道徳ノートも開いた状態でその紙をはさませて出させます。
これで基本資料その1の完成です。
ここで書いてしまうと教師としてもダメですし、心情を扱う教科にしては危なすぎますのでご注意!
そうならないために2時間目の授業が肝心になります
2時間目は次回に続きます。