絶対的な仕事力の差を産む教師の夏休みの振り返り



華丸(
@hamarudane)です。始業式が早い学校ですと、今週から学校が始まります。遅くとも来週から学校が始まりますね。
社会人になった私たちが大学生の夏休みのようにおじさん・おばさん教師が青春を謳歌して、残業が〜では恥ずかしい。
「教師は若い」という話をよく聞きますが「幼い」というのがピッタリあてはまります。
そんなおじさん・おばさん教師である私の夏休みの振り返りです。

学校教員が夏休みに取り組みたい5つのこと
まずは目標を立てていました。

1.体調管理

ほんとこれ!です。
呼吸器内科の専門医の診療を受けました。投薬でだいぶ抑えられるようになりました。学生のときはこんな体調不良が起きるなんて想像もつきませんでした。
めまいでクラクラ
耳鼻咽喉科で診療を受ける。これも初めてでした。治るのに2週間。
脳梗塞などではないことがわかるだけでも安心。
腰痛が1件、連続出張でやっぱり起きる。
体重増加は微増
これが現実。
行動修正をして、健康習慣と健康思考に変えます。
夏休みの成果
専門家の意見と指導を受けることができたっていうのは成果です。
若い時は寝ておけば治るでしたから。
夏休みの課題
運動やストレス発散をもう少し強く押し出す。

2.無駄なプライドを捨てる

職業としての教員であることは自覚して働く。
でも、以下を意識して行動することが大切と思っています。
・有給でのんびり出勤もする。
・早く帰りたければ帰る。
正義感で何かを訴えない。
目的は先生ではなく、失敗もあるけど楽しく教える人として生きるためです。
一方で、高潔さや自分は汚いことはしません!という世間の教員設定ではないキャラ設定を作る。
・有給でのんびり出勤はできませんでした。腰痛で出勤を辞めたのが1回でした。
民間で腰痛で休めるなんてことは少ないでしょうから、これも教員の特権。おやすみとれるよ。

・早く帰りたければ帰る。
これは夏休み明けに挑戦です。準備したいことだらけで出勤すれば帰りにくい。
打ち合わせが外部であるときに早退はしました。これもありがたい。

・正義感で何かを訴えない。
これ、私の病気です。正義感から何か疑問を感じる。義憤でしょうか?もう平成も終わるのにね。努力が見られない人に怒りを覚えるなんて意味がない。これは、新任研でたくさんの若手教員を指導することでずいぶん和らぎました。
はっきりいって、新任研のグループに数人は素晴らしい能力をもっていると気づくほど能力は高い。
職場の中での新任・経験の若い人はがんばってなければおかしい!という変な義憤は減りました。
単純に「この人はできる人・残念な人」でいいはず。重要な案件を進めるビジネスパートナーを職場に求めなくなってきたことも大切なことです。

3.学校のため!子供のため!の行動をやめる

空回りを招く行動はここからやってきました。
独りよがりとかそういうことではない。
私は、土日も午前中は基本的に学校の仕事の関連業務を行います。
この時間は、子供に大きくはねかえる仕事になっています。
ここは削れない残業です。
これが失敗のもとでした。毎日コツコツと夏休みの土日まで仕事をするようになってしまいました。
これは教育論文・これは学会論文と仕分けする時間が生まれ始めました。
優先順位として、成果物を作ろうという優先がでてきました。
ここまではよかったのですが、時間が足りない!
昨日も他業種の方(専門家)とお話する機会がありました。そこから刺激を受けてさらに企画を考えてしまいました。これ以上は広げないほうがいいのでしょう。でも、浮かんでしまうのですよね企画が。
専門家の方のふとした疑問がリサーチクエスチョンになること多いです。
学会も、今年の残りは心理臨床学会と教育系の学会に行くことにしました。
企業さん巡りは、合格点です。

4.教育委員会のお手伝いをする。

準備にずいぶん時間をかけました。研修講師の他の先生より自分は準備を数段してきたのだな!というほど違いを見せつけました。しかし、他の研修講師の先生の真面目さというかひたむきさは見習わないといけない。準備をせずに毎年の惰性で講師をするのは危険!とわかった研修講師活動。
新任さんの中で優秀な教員を見出せた自分の「人を見抜く力」をさらに磨こうと思います。
臨床心理士になるトレーニングが活きました。

興味はない組織でも、組織人であるなら手伝わないとね。

5.家族のお手伝いをする。

これだけが10点です。以下が目標でした。
介護の環境整備

親戚の勉強のサポート
婚活のサポート
資産形成のサポート
終活のサポート
まずは実家にも帰れないですし、家族サービスなんてもっと遠い夏休みでした。
おいしい店には複数いきました。
介護の環境整備・勉強のサポートや終活のサポートは全くできてませんねぇ。

家族の部分をもう少していねいに取り組もうと思う夏休みでした。

夏休み明けは、夏休み中に出勤していた準備を見せつけてやる!
夏休みの残暑見舞い実験クイズの答え合せという、伏線の回収をする。
それと同時に少し早めに帰るなど仕事の量の調整をします。