教育論文って難しい?

うん、難しいです。この夏は、統計ベースではなく実践論文を読みました。
主観的すぎると難しいですね。
質的研究が教員の実践論文に多いです。
剰余要因も大きすぎるし、統計的な部分を記載している論文が少ない。

本気で研究している大学院教授たちの本音


主観的な論文ばかりの方もいれば、エビデンスをしっかりとっている方もいます。
エビデンスのある論文も主観的な論文がかける人は「すごい!」
主観的であることに気がつきながら書くメンタルっていります。
「子供の感想・保護者の感想」を抜き出しても主観的すぎる選びかた。
私は主観的になります。

しっかり論文が書ける先生は、教員の論文を読んでポツリとこんなことをいいます。
「介入して効果がある?それは当たり前。」
この一言の意味がわかるかどうかですよね。


どういう意味かというと
ある学級で「・・・という実践をしました。」
その結果、笑顔があふれる学級になりました。得点が・・点あがりました。
これは、あまりよくないということです。

カウンターバランスといって、「・・・という実践をしていない群」を設けて、分析をしてみる。
・・・点あがったことは有意差があったのかという点。
効果検証って難しい。
数学を大学の受験教科としなかった多くの教員には理解が難しいですよね。
卒業論文そっちのけで、教育支援ボランティアで単位とってれば理解が難しい。

自分の足りない部分を、働きながらでも学んでいくかいかないか。
多くの先生は、数学の積み上げが足りません。
理由は「学び直ししにくい」から。

少しずつ一緒にがんばりましょう!