大学院進学推しの本ブログでも大学院出は最悪待遇
人口当たりの修士・博士号取得者が近年、主要国で日本だけ減った就職浪人しなくてもすむほど景気がよくなったんだなぁと思います。
]修士・博士 日本だけ減少…研究力衰退あらわ 7カ国調査 毎日新聞2018年8月22日 19時49分(最終更新 8月23日 18時10分)より
その程度の大学院が多い実情もありますが、その他の理由も考えてみました。
採用時に大学院は給与が変わるだけ
教員系の場合はそうなっていますね。短大卒でも大学卒でも大学院卒でもそれほどまでに給与は変わりません。だから、短大を出て教員になることを私は勧めます。なってから、少しずつ大学・大学院にいくことができますから。
大学院で学ぶ金銭的なインセンティブがないですから、行くだけ無駄の空気が流れています。
ねたまれやすい
教員は職員室に張り付く生き物です。ですから、自分と違う能力や突出して見えると叩き出します。給与は変わらないでも、ねたまれやすい。
結局免許更新講習に
大学院を出ることはある程度の研究能力を有するはずです。大学院を出ることによる研究能力とは、自分から何かを生み出す力を大学から認められたと考えます。
でも、免許更新講習は必須です。
この免許更新講習が不評です。研究した経験があれば、論文の読み込みでわかることを今更ながらに伝えられます。
内容がよかったとしても自費です。
お金を払ってまでの価値のないレベルが低い場合もあります。大学の教員も別にしたい講習ではないから・・・。
そんな講義に講習料を払わされるのが免許講習です。
学会の研修ポイント制のほうがいいと思います。
これならばもう少し選べます。
ただ、所属学会の謎の専門認定を取る作業になりそうですね。
医師などの専門医はある程度意味をなすのでしょう。
アメリカ型の教員の質に近いかな
アメリカ型の場合、小学校教員の質は低いとみられがちです。待遇も悪い。州ごとに質に差がある。
でも、公教育に縛られない自習学習もできる。
ここを目指すと、教員の高付加価値化ができない仕組みですから、教員の給与と立場はますます下がってきますね。日本の教員はこちらに進んできてるイメージです。
北欧ヨーロッパ型
大学院を出ているのが標準といわれます。この場合は、研究能力や論文を読み込む力もある程度ついていますから、オリジナルの授業も可能です。子供に合わせての授業がしやすいでしょうね。その分、能力も求められます。尊敬される仕事としての教員。こちらを目指したいところです。
日本の教育制度は変えられないだから
日本の教育制度は行政の仕組みで私には変えることができません。免許更新講習で大学にお金が入る仕組み。ここが見え隠れしてしまいます。
でも、こういう仕組みに左右されるのはごめんです。私はヨーロッパ型でいきます。
給与が変わらないという自己犠牲も嫌なので、こうしてブログ発信することで仲間を見つけて充実した仕事になるように取り組みたいところです。
そろそろ通信系大学や大学院の募集が始まります。
がんばってみましょう。応援します。