市場調整場面に動揺しない方法、ダメな方法は商品変更
市場と関わらないこと。貯金、節約に徹することです。しかし、cash is trashという言葉のように、現金で保有することはごみであると言う人もいます。現金の価値は持ち続けると下がり続けるからです。
金融庁がせっかく推進しているNISAや投資教育、文部科学省のかっての金銭教育を踏みにじるような投資は悪という考え方に異を唱えます。
商品変更は悪手
商品を変更することの問題は、想定のリスク、リターンが変更になり、自分が今どのくらいのリスクを取っているか見えなくなることです。その時間が無駄です。子どもたちがゲームに夢中になるように、投資に夢中にならないことも大切。もちろん、投資予定が20年のNISAの範囲内など、毎月同額を積立投資しはじめて1年であれば、変更しても影響は少ないと思います。
外れ値といいますが、無視してもいい値だからです。
教育の現場でもよくある、0点(外れ値)をどう捉えるか問題
100点を30回取っている子どもが突然0点を取った時に、その0点を評価として0点を1回とったから評価を下げるかという観点です。教師の中には、・・点を下回ったときは評価を下げると1回のテストの結果を重視する人もいます。足きり点というやつです。しかし、平均としてみたときには90点を超えている。何か事情でもあったのかなぁ?と思うのが学校の先生というものです。
市場も同じです。外れ値として、極端に値上がることもあれば、値下がることもあります。
その度に、ポートフォリオを変えていては評価(この場合は、得られるリターン)がぶれぶれとなることでしょう。
だって、ポートフォリオの割合が結果の8割から9割を説明するのだから(今までのところ)。
だからサテライト運用だが、気休め運用と先がある運用があるのでは?
サテライトが気休め運用になるとき
特に株式100%のみのポートフォリオの場合は、サテライトとして急遽債券、金などを混ぜ込んでリスクを軽減するほうがマシでしょう。しかし、下落後にこのような買い方をしていては、金が高騰しているときに買う羽目になります。金は資産をうみませんから、上限にも限りがあるでしょうね。だからポートフォリオは変えない。
考えだすと時間ばかり浪費するのです。
ですから、貯金、節約、どうしても投資です。
投資は考えだすとキリがありません。それよりも毎日を楽しみましょう。
今の状況でも仕事に専念できる今の投資方針に満足しています。
次の記事は先があるサテライト運用にします。