指に刺さったトゲは心臓まで行く?

 古い小学校の板目はボロボロで四六時中、指にトゲのように刺さっていました。
そのようなときに、小学校の先生が「指にトゲが刺さると放っておくと心臓まで届いて死ぬよ」ととんでもない言葉をいただきました。それから、ちょっと刺さっただけで大袈裟になって抜くことに必死になった覚えがあります。
 大人になり、やはりトゲが刺さると真剣に抜くようにしていました。さすがに、子どもに「指に刺さったトゲは心臓まで行く?」なんて恐ろしい話はしません。
でも、あの心臓がザワザワする気持ち悪い気分は、確かに小学校の先生方に言われたせいでした。

安心してください。心臓までいかないそうです。

皮膚にある毛細血管は直径10マイクロ・メートル。1マイクロ・メートルは、1ミリの1000分の1ですから肉眼では見えません。トゲが入るのは無理。万が一、比較的太い静脈に入ったとしても、静脈の弁にひっかかり、心臓まで行くことはないでしょう。https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200307-00010001-yomidr-sctchより引用
 途中でひっかかるのですね。もう、本当に驚かせてくる先生が多かったのですよね。
トゲを残すと感染症のリスクが上がるというお話だったようです。

トゲを抜くときは5円玉か50円玉を煮沸しておく

 トゲを抜くときは、5円玉か50円玉を煮沸し、衛生面を確保。その後に、とげの刺さった指に強く、5円玉をとげが穴に入るように押し当てると、トゲが浮き出てくるようです。下の記事には、警視庁警備部災害対策課のツイッターに掲載されていたという話です。すごいぞ!警視庁!!



警視庁警備部災害対策課はとにかく役立つ情報いっぱいですね。
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