本業に専念するためのGPIF風の剥離幅設定
ゴールデンウィークも終わり、仕事が本格化してきました。どうせ外に出れないならと、自分を見つめ直しました。G.W.後は、本業を中心に考えていこうと思います。
GPIFのサイトを参考に剥離幅を設定した。
忙しいときはこの、剥離幅であるなら許容する。
リスクを取りたいときもこの範囲で調整する。
リスク資産のプラスマイナス11%って自由すぎる(笑)。と個人的には思います。
米国の戦後最大であり得ないほど高い失業率がコロナが落ち着いてすぐに戻るなんて思えないのです。
しばらく市場の変動が激しそうな状況、かつ仕事に専念したいことから剥離幅を設定してみました。
日々積み立てをしていて、ここまでは崩れないと思うのです。そこで、日々の積立で飽きたときや大きく崩れたときでコントロールする順番を決めます。コントロールはしなくてもいいのですが、触り出すと収拾がつかなくなるのでリミットの設定を行います。
通常時の見直し順番
債券全体の比率をまず15−25%の範囲に収まっているか見る。次に金を調整する。
最後に株とREITの調整をします。
この場合は、相関が低いもしくは、逆相関を調整してから考える。
大幅下落路の見直し順番
1.株の割合を70−85%の間に決める。2.1.の割合に合うように債券を減らす。
3.金の調整をする。
結局、日々のPFにそった積立がベスト
考えれば考えるほど方法は見つかります。しかし、これにかけた時間が2時間です。歯止めになればいいのですが、日々の積立で年に1回が一番時間がかからないと思います。
個人がPF1つ貫くのも難しいってことがわかります。国債や先進国債を当分含めてもマイナスで、数年後に意味を持つと思うと、なかなか債券を含めるのが難しいのです。
若ければ、株式1本にして、10年後に加えるなどでいいと思います。
GPIFは、国債の組み入れに消極的?
外国債券為替ヘッジ付き外国債券を国内債券枠に算入。4資産の枠で考えることが難しいのだろうと思いました。新・基本ポートフォリオにおいては、為替ヘッジ付き外国債券と円建て短期資産は国内債券に区分し、外貨建て短期資産は外国債券に区分するそうです。また、オルタナティブ資産(インフラストラクチャー, プライベートエクイティ, 不動産など、個人でいえば、「ソーシャルレンディング」や「REIT」)は、個々のリスク(標準偏差)とリターンの特性に応じて、国内債券・国内株式・外国債券・外国株式のいずれかに区分する。あなたの家計は100歳までもちますか様サイトより引用
GPIFは、専門家が何度も再考したPFだけど・・
1.7%の利回りでリスクが最小になるように考えてみた。GPIFの資料からは、こう読み取りました。
細々とみると結局、複雑なPFでないと、運用益を維持できないほど市況がいびつなのだと思います。
日本だけではなく、世界が。
単純に、思い立ったその日からしばらくは株式と1割は債券、1割は金を入れておくとよいのだろうと思いました。年数が経つごとに、債券の割合を増やせばそれでいい。
考えれば考えるほどそう思います。
アセット・ロケーションに株式と不動産を入れるためには、結構面倒な手間がかかりますね。
貯金が多めの中年の方が市場に資金を動かすのは想像以上に慎重に気を付ける必要があります。私は、一般NISAで運用しているので、ETFの高配当やエネルギーを加えていくことも1つと考えています。
新NISAでは、1階建を世界株投資信託、2階をETFの高配当、エネルギーとなるように、現行NISAがある間に少しずつ変えて行こうと思いました。
少額でコツコツ続けて、自分に後悔のないものを見つけていきます。
ゆっくり考えることができるのは、次の長期休暇。
これを見越して、まずは剥離幅を考えてみた華丸でした。