楽しく教える、夢中に自然と読みを学ぶ子どもにする方法


真面目な先生のツイートを見て、びっくりしました。
今日勉強した漢字のテキストに書いてあったこと。

「漢字1字は訓、2字は音読みを原則。しかし、独特な読み方をする語が多く、
【とにかく覚えるしかない】」

結局漢字は覚えるしかないそうです。

このように、乱暴な物言いの本や言葉に納得してしまうのはもったいない!
私が、漢字の読みの指導をするときの工夫をご紹介します。

楽しい漢字の読みの指導方法

黒板に漢字を子どもに書かせて、2人組で漢字をどちらが早く発見できるかで遊ぶ。
読みの勉強とゲームになります。

楽しい漢字の読みの指導方法を教育技術を3行でいうと?

1.子どもに漢字を書かせる。
2.2人1組で漢字の読み早見つけゲームをする。
3.読みを楽しみながら覚えていきます。

1.はじめに
それまでに習った漢字と指導したばかりの新出漢字を黒板の好きなところに書かせます。
書く時間は、例えば早く漢字が終わって時間がある子どもから順番に3つほど書かせるといいでしょう。
字の大きさは自由ですが、ていねいに書くように指導します。
できるだけ、全員が黒板に漢字をかけるようにします。漢字ドリルや国語の教科書から書いてもいいことにします。

2.次に
2人1組でペアを組みます。座席の隣同士などで十分です。
私はハエ叩きを持たせます。
先生が、黒板に書いている漢字をいいます。
子供たちはその読みの漢字をはやく叩いたほうの勝ちです。

見つけることができないときは?

国語の教科書や漢字ドリルから探しても構いません。

文章で読んでも良いか
漢字ドリルなどに書いている例文
教科書の中の一文で、黒板に書かれている漢字を読むのもいいでしょう。

3.最後に
勝った子ども同士で勝負して1位を目指します。
待っている子供達も「あそこに漢字書いているよ」と夢中になって読みを探します。
読みができない子供も答えを聞いて必死に覚えていきます。

「ただ、やみくもに覚えなさい」
せっかく先生が本を読んで学ぼうと思ったときに、そういう言いぶりの本にあたると先生がかわいそうです。