林真理子さんの著書に思う私たちが気づいた方がいいこと

 林真理子さんのエッセイは、好きでたまに週刊誌を読むときには必読しています。
言い回しが、今の時代には酷く聞こえるためツイッターをされる多くの人や現代の人には向いていないかもしれません。
 野心のない人はダメだ!ファーストフードで満足してファストファッションで満足するなんて!
というバブルの匂いを感じます。そういったところで拒否反応を起こすのはもったいない。
「あぁ、厳しいことを言うなぁ。」
しかし、上に上がりたい(何が上かはわからない時代ですが)、頑張りたい(これも、人それぞれ異なるようになりました)人にはなるほど!と感じる部分は多いのだと思います。

パーソナリティは母(父)子関係や関わりの強い人の影響を受ける

 林真理子さんのお母さんは優秀な人だったそうです。
自分も作家になりたかった。チャンスはいくらでもあったのに、努力しない自分がいけなかったと97歳にして本気で悔しがっていた。
 この一文を見たときに、安易に生きる自分の生き方にハッとさせられました。
97歳の母親は、クロスワードなどを上手にこなすそうです。私も、行きつけの喫茶店でクロスワードやパズルに熱中する年配の方を見て微笑ましく思っていたのです。
しかし、表現の方法をうまく磨く機会に恵まれず、後悔の悶々としていたとするなら・・・。これは、考えなくてはいけません。

少し無理をして超えていく

気がついたその時から自分の生活を変えていくこと。
流石に97歳から頑張るよりも、効果がありそうです。
先輩の先生方を見ていても、そういった日々の視点や生活を幅広く持ち行動できるようになった人の方が生き生きされています。
反面、仕事一筋や何もかも中途半端と感じながら仕事を終えられた人。
何となく職人のように生きた人は、退職後は苦労されているようです。
一般化はできませんが、
先生方の退職後に亡くなる早さや認知症にかかる方の多さに驚かされます。
そして、施設に入所され嫌われる先生方も・・・
私は、ニコニコ過ごす練習を始めることにしました。
 ニコニコ練習で日々うまく平和に過ごせるようになりますように。

自分がもしも「高齢で若い時にこうしておけば」という悩みがわいた時には、自分の今まで積み上げたことを振り返りながら、・・・はできなかったけど、その時間で・・・ができた!すべてを手に入れるのは難しいけど、大学院にも行ったし、友人にも恵まれたし!
まぁ、そんなところ
と切り替えたいものです。