私の積立投資が順調になった理由とメリット、デメリット、ノイズ
投資をしていると、外部のノイズによって心が乱されます。
私の投資方針が保たれるように、まずは思いついたことを書くことにしました。
積み立て投資が順調な理由は、言い訳を封じ込めたから
ポートフォリオを決めて放置できる心理状態に持ち込むことが大切言い訳効果(正当化)
せっかく、時間をかけて決めたアセットアロケーションを変更したくない。
これだけでは弱かった。
もう触るのが面倒なぐらい決めて、言い訳の逃げ道を減らしたことが功を奏しています。
正直、面倒です。全世界とリートで70±15%の幅(景気動向で変えてもいいし、リバランスのタイミングとしてもいい、リバランスは1年に1回はする)
金と債券は30%±7(15?)でいいやという雑な感じ。
さらにコア資産2で逃げ道を作る
コア資産の維持が難しい場合に備えて逃げ道を作っています。
コア資産1は複雑になり、いつかリバランスの時には大金が必要になり手が打てなくなる可能性があります。売却リバランスで税金コストを払うのもできるだけ避けたいものです。
コア資産1はNISAや積立NISAで世界株(NISAの時は、いろいろ。積立NISAの時は基本世界株、ボラリティの大きい投資信託)を全て突っ込んでいます。
ここは、早くて5年遅くて20年後に取り崩す予定です。
つまり、すごく雑に、株式の割合さえ一定を保てばいいと思っています。
総投資額を計算してもまだ起きる。ポートフォリオ変えたい病気の克服
実は、何度もポートフォリオを変えたいと思う時があります。自分の退職までの総投資額を決めています。
そこから投資金額と割合を決めています。
コア資産2つのポートフォリオを70%は投資。
この縛りを守ればサテライトの30%で好きにできます。
またポートフォリオの資産クラスが多く、手間なのでリバランスすらする気が起きません。
長期休暇の時に考えよう。これでいいと思っています。
快適な投資は投資信託の運用
私にとって投資信託は仕事に支障をきたさないので最高です。その理由を投資信託での例をあげます。
・・ショックで暴落したで動じる意味がない
例えば、慌てて売却しようとしても、売買が成立するのが2日から3日後、営業日によればもっと後になります。朝にびっくりして売却しようとしても、数日後です。相場は回復しているかもしれないし、さらに落ちているかもしれません。どちらにせよ、
職場で気にしても何も手立てはできない=職務に専念できます
私は、個別株にはあまり近寄りません。
ただ、楽しみとして100円で個別株は買います。
この程度では、資産に大きな影響がないのでどうでもいいことです。
これらの工夫により私の心境に以下の変化がおとずれました。
投資成績をあまり気にしなくなったという記事は以下。長期投資には最高の環境ができました。
ポートフォリオはいじらない
明らかに、2020年10月現在世界的に債券金利が低下しています。この状況で債券を買う意味はない。ヘッジ付きの外国債を買うべきとする意見もあります。また金のヘッジをひどいときには50%ほど加えれば良いと解説するものもあります。うーん、私には関係ありません。
これは金村さんとの投資の方針に共感しています。
金村さんの考えや行動は、私とは違います。金村さんについては、私は1つのことを維持していく姿勢に尊敬を覚えています。
最初に始めた頃はより分散を意識して、新興国債券とコモディティを入れていました。キムさんの素直さが心を打ちます。
しかし勉強する中で、この2つは外すことにしました。
新興国債券は為替変動が激しすぎる、コモディティはそれ自体が何か生み出すものではないという理論に納得したからです。以後は目標ポートフォリオは、全く変わらずに今に至ります。今のポートフォリオにしてから最初は少し悩みましたが、1年ぐらいすると特に考えることもなくなりました。
・新興国債券は確かに、為替変動で帳消しになる。
私の新興国債券の考え
→外貨預金で新興国通貨の利回りが妙に高い割に、結局損をすることが多いと思う。
メインとなるコア資産1には入れない。
コア資産2に含む言い訳(8資産80%プラス金ヘッジあり20%のシンプル)
新興国債券を加えるとするならその理由
米国建(通貨を米国建)ヘッジありにして資産分散を計算するとリスクをある程度下げている→だから加えておく。
・コモディティはそれ自体が何かを生み出すものではない
私の考え
→2020年10月の時点で、債券もゼロ金利(マイナス金利)突入により、債券も同様に金利を生み出しにくくなった。だから、債券も金(ヘッジあり)も2020年10月の時点では、あまり変わらない役割かも。
ボラリティの大きさで見ると株と金ヘッジありを混ぜるのは分散効果がある。
どちらにせよ、長期運用では債券も金ヘッジありも組み込むほうがリスクを大きく下げリターンは少し下がる程度という運用効果を得られるかもしれない。(過去の成績においては当てはまることが多い)
実際にしていること
金ヘッジありを組み込むことで資産全体のリスクを下げている(多少リターンが下がってもリスクは下げている)。
ただし、全世界債券?の金利が5%前後で金ヘッジありが下落していくという話があるので、金利が上昇すれば、日本国債などに変える。
債券の長期投資や金で利益をあげようと思っていない。
資産形成のエンジンは株とリート(ときに金ヘッジあり)
債券はリスク低減で長期運用の意味はあまりないと考える。
金利が上がるとヘッジのコストがかかることも考える。
いずれにせよ
日々の相場の変動を見ても対応のしようがないので最高です!
相場タイミングは読めないから積立。私の投資タイミング挑戦と指標
投資タイミングは図ることができないので、積立投資をしています。あわよくば、貯金の一部を下落時に投資したいと思っています。
例えば、以下のように投資時計を作ったこともあります。
再現性の低さで話題ですが、使えるようにしたい。
https://are.gger.jp/archives/34648742.html
私の参考指標を新たに追加
私にとって楽な方法を考えます。あくまで私の投資方針です。いかなる宣伝目的も持ちません。私が大きな金額をノリで投資することを防ぐためです。ノリで投資するのは、100円個別株やetf といった少額投資。
コア資産とサテライト資産においては、異なります。
雑にいきます。
コア資産の金と債券比率を変えるか。の判断
金利が5%前後まで上がったとき現在は、ゼロ金利近辺
変更しません。
私のサテライト運用(コア資産積立増額にも活用)
私の日本株(高配当ETF)の投資参考
竹中正治さんの考えです。
あくまで自己責任でと断っています。
私は記事の中で以下を参考にします(引用はじめ)
私の場合もこれを参考に、総投資額の3−4割が投資されている状態になるまでは積立。
あとは現金などでVI33以上になれば、ためらわずにナンピン
16.5以下になれば分割して売る。
目的は、長期のリターン向上。
中長期で見たときに、平均値で安く買い、高くうる手法(引用終わり)という竹中氏の意見を頭に入れる。
(一時的にVIが上がり続け損をした気持ちにならないこと)と書いています。
私の場合は、サテライト運用や思い切って投資をするときに参考にしようと思います。
私の米国株の投資参考
何人かのブロガー様の考えを参考にしようと思います。三菱サラリーマン様は、2つ提案されています。
1点目
VTIを指標として配当利回り平均が1.81%であることを参考に2%を越えれば買うのはどうかという提案です。
2点目
VIXが20を超えたとき
30を超えると良い買い場であったとしています。
さらに、Fear and Greed indexを用いて提案されています。
分かりやすい判断指標ですね。正しいかどうかは誰もわかりません。活用法の一例として、年に数回は、Fear & Greedが30を割る局面が見られる年もありますから、その際に現金余力を残しておくというのも一手ですね。
購入タイミングに裁量性を持たせたい場合には、有用な指標になり得ると思います。
VTIはこちら
特定の方に偏るのは良くないので、他のブロガー様も見てみます。
積み立てを停止しない!という前提で次の提案です。
「Fear & Greed Index」が25以下の時です。Extreme Fearで真っ赤に引用しますと、
特にSPXL(S&P500の1日変動3倍ETF)等はなるべく安く買いたいですよね。ただでさえ良く動きますので。そのタイミングは、
「Fear & Greed Index」が25以下の時です。Extreme Fearで真っ赤になります(笑)
(引用終わり)
これもわかりやすいですね。
もうおひとかた
引用しますと
Fear & Greed Indexが80以上で売りを考え、20以下で買う
これも考えやすいですね。サテライトのように短期・長期など好きに売買したいときは売るタイミングの参考が示されています。
Fear and Greed indexはこのサイトでわかるようですね。
同じように投資教育を考えておられるブロガー様
上のブログ記事を引用します。
(引用はじめ)
Fear & Greed Indexを用いたレバレッジ型ETF・投資信託での投資方針
例えばレバレッジ型ブルETFや投資信託を買う場合、
10程度まで下がったら → 買い
10から増加したとき → 買わない
20から10に減少したとき → 買い
というような使い方で、機械的に安値で買えます。
0~20うろうろしている間は毎日少額を買い続ける
ような使い方も良いかと思います。買い足し続ける資金は、完全な余裕資金であるだけでなく、全体のポートフォリオの内の5~10%位 (引用ここまで)
わかりやすい判断基準です。レバレッジなど慎重な商品を例に上げています。
細かく書いていただいているのは、変動が大きい商品だからでしょう。
それぞれの方の考えを幅広く紹介してみました。
ブロガー様のサイトを覗いて考えてみるのも一つでしょう。
面倒ですが、全てに「私の」と書いている通り、私の投資の参考です。
あくまで投資は、自己責任でお願いします。