華丸先生大好き!の手紙を受け取る
同性・異性関わらず、よく「先生大好き」の手紙を受け取ります。若い頃なら自分の容姿などが加算されているのかと思ってしまいます。子どもにとって保護者受けや子ども受けもビジュアルは大切ですから。突然、手渡された手紙に笑顔で「何だろう?ありがとう」と答えるのも手慣れてしまいました。
子どもなりの内容で一生懸命書かれた手紙です。他愛もありませんが、読むと笑顔がこぼれます。
お返事はずいぶん考えて書きましょう
手紙に書かれた好きというポイントに対して返事をするのは危険です。保護者の目に触れたときにやりとりがわからないと「この先生はどうして私の子どもとこのようなやりとりをしているの?」と受け取る方もいます。当たり障りのない返事として、 子どもの学習面や生活面で頑張っていると思われる部分を返します。
所見のやわらか版と考えていいでしょう。
もしも、その子どもの成長を願うのであれば、子どもの性格や行動の一番のチャームポイントを伝えます。
文章として残り、子どもが繰り返し読むことで自分の強みを潜在的に持つことにつながります。
子どもの長所を将来的にアファメーションできる材料となります。
難しく考えなくても
子どもからアクションしてくれることに対して、教師として最高のお返しは、子どもの一番いい部分をさらに伸ばすことができるメッセージを含めることです。
保護者の連絡も必要な時代
保護者が手紙を見たときにやりとりの前後がわからない先生からの手紙はときに不信を招くことがあります。できれば、「お子さんから素晴らしいお手紙をいただきました。・・・という返事を書きました」という話を電話で伝えてミニ懇談会としてもいいでしょう。子どもからもらった手紙の存在はときと共に忘れてしまうものです。もらったときの嬉しさは、先生冥利につきます。
今日も素敵な1日を。
華丸