華丸先生の連絡帳

学校の先生の生活を豊かに 学校現場をもっと元気に 楽しく平和な毎日を過ごすためのブログ

学校の先生の生活を豊かに
学校現場をもっと元気に
楽しく平和な毎日を過ごすためのブログ

カテゴリ:教員採用試験 > 小学校教員資格認定試験

次は2次試験です。

2次試験は
  ・教科に関する科目(記述試験)
  ・教職に関する科目(実技試験)
  ・口述試験
の3つです。
私は中学校の免許を持っているので口述試験は免除でした。


まず教科に関する科目から
私がおすすめする教科は体育です。
なぜなら、指導要領解説編の内容を丸暗記しておけば回答できる記述問題だからです。
その他の教科ではその教科に関する専門的な知識が必要な記述問題も含まれいています。 
それでは対策もしにくいです。なので私は体育をおすすめします。

次に実技試験ですが、
図工は鉛筆水彩画
体育はサッカーのリフティング・バスケットボールのシューティング
体操の後転・側転・開脚前転・倒立前転 
音楽はピアノの弾き語りだと思います。

私は図工と体育を選択しましたので、
図工は絵画教室に通いました。鉛筆水彩画というのは、デッサンをしてから水彩絵の具で色をのせます。
絵画教室で教えてもらいましたが、大切なのはデッサンです。あとは淡く色をのせるだけです。


体育はサッカーとバスケは公園などで練習をしました。
バスケットゴールがある公園なども探せば見つかります。
体操は体操の個別教室に通いました。

実技対策はある程度練習期間が必要となります。

3次試験も免除であったため、私はこれでなんとか合格しました。
成績開示はしていないですが、体育は失敗しまくったのに合格したので、驚きました。

働きながら免許を取得されたい方は是非チャレンジしてみてください。








 

続きです。

教職に関する科目2の教科の選択をする際に、
必ず過去問を見てください。文科省のホームページにあります。
文科省 小学校教員資格認定試験について

選択のポイントは
 ・その教科についての一般知識があるか。
 ・指導要領の内容が覚えやすいか。
の2つです。

私は2次試験の実技で体育と図工を選択したので、
体育・図工をまず選択しました。


残りの教科を選択する際に、考えたのは「どのようにして6割を取るか」です。
私は対策のしにくい教科の知識問題は置いておき、指導要領の問題を全問(10問)正答して、残り2問を知識問題で取ることを目標にしました。
そこで、指導要領解説編のページ数の少ない教科や指導要領の内容が、学年間の系統性がわかりやすくて、覚えやすいものを選択しました。

残りの教科で選択したのは、生活・家庭・音楽・国語です。


対策ではひたすら指導要領解説編の内容を覚えました。
教科によっては解説まで覚えずに済みます。例えば、国語や音楽などは解説編の内容ではなく、指導要領の内容を問われることばかりなので、覚える量が少なくて済みます。
図工は指導要領解説編の内容の問題が少なくてしんどい教科ですが、
この教職に関する科目2は選択した6教科の合計が6割を超えていたら良いため、他でカバーすることができました。


次は2次試験の科目選択の話をします。
この2次試験も選択が大事なカギとなります。



  

前回は小学校教員資格認定試験の概要について説明しました。
では今回から対策について説明します。

まず大切なのは情報収集です。
書籍がないので、インターネットに頼りました。
また、mixiなどで検索するとコミュニティがあり、その過去の投稿を振り返り情報収集できます。


試験の合格基準は簡単です。正答が6割を超えていること。 
1次試験は
   教職に関する科目1
   教職に関する科目2
以上の2つです。

教職に関する科目1は要するに教職教養です。
教育原理,教育心理学,特別活動,生徒指導等教職に関する専門的事項とされています。
これらは、教員採用試験の教職教養の問題と同様なので、教採用の対策本で十分です。
しかし、このテストの正答が6割を切ってしまうと不合格なので、抜かりなく対策する必要があります。
20問中12問正答すればセーフです。

次の教職に関する科目2は
国語・算数・理科・社会・生活・家庭・体育・図工・音楽
の中から6教科選んで受験します。ただし、体育・図工・音楽のうち2つは必ず選択しなければなりません。また、選択の時の注意ですが、ここで2次試験の教科に関する科目3(実技試験)の教科を選択しておかなければなりません


そして、この教職に関する科目2は20問あります。10問が学習指導要領の内容を問う問題で10問が教科の知識を問う問題です。
学習指導要領の内容を問う問題については、学習指導要領解説編を買いました。
教科の知識を問う問題については対策しづらいのですが、教採用の小学校全科の対策本で勉強しました。


この教職に関する科目2の対策の仕方で、勉強の苦労度が変わります。
次回詳しく説明します。



 

みなさんはどのように教員免許を取得されましたか?


私の周りに聞いてみると、教育大学や免許取得可能な大学等で取得した。これが一番オーソドックスな方法です。また、社会人から免許取得をする際は佛教大学などの通信制大学で取得するパターンが次に多いかと。
しかし、知っていますか?小学校教員資格認定試験という裏技を!



私は学生の間に中学と高校の教員免許は取得しましたが、小学校の免許は「別にいいよなー」と思って、取りませんでした。私はそのまま民間企業に就職して働いていましたが、少しずつ昔あこがれていた教壇に立つという思いが強くなってきました。そこで、中学の恩師など色々な人に相談すると、「小学校の方がええぞ」、「小学校の方が受かりやすいぞ」とアドバイスをもらいました。それから中学・高校の部活動のしんどさを延々と語られました。学生のうちに行っていた高校への教育実習から「高校って生徒との距離感があるから、もっと近い距離感で教えたいな」と思っていました。周りに相談すると「それなら小学校!」と言われました。
私はそれを言われて「小学校いいなー」と思ったのも束の間、「あ・・小学校の免許持ってないや・・」と気づきました。



「取っとけば良かった・・」と後悔しつつ、調べていくと働きながら取得するには、通信制大学で取得とありました。そうしようと思ったのですが、これには大きなハードルが・・それは1ヶ月の教育実習です。「つまり、1ヶ月も仕事を休むってことか?会社にどう説明しよう?これって実質、会社辞めないと無理だ。どうしよう・・」
就職氷河期を生き抜いた私にとって、正規雇用を手放すことはリスクが高くて嫌でした。しれっと免許を取得して、しれっと採用試験受かって、次のステージを決めてから辞めたい。何とかならないのかと探していたら、この試験に出会ったのです。それが小学校教員認定資格試験です。


受験資格・・高卒で満20歳以上の人でその他大学に入学する資格を有するもの
つまり、大学に行かなくても受験可能です。小学校の2種免許になりますが、単位もいらず、試験にさえ合格すれば一気に免許を取得できます。
つまり、1ヶ月の教育実習に行かなくてよいのです!これは本当に助かります。働きながら取得できることに嬉しく思いました。 


 しかし、この試験はとても難しい試験でした。それは、圧倒的な情報量の少なさです。関連書籍もほとんどない。現職の先生も知らない人が多いです。よって対策が立てにくいことが一番の難点でした。そこで次回は私の体験談をもとにどのようにクリアしていったかをお伝えしたいと思います。特に社会人の方には本当に良い取得方法なので是非検討していただきたいと思います。以下に文科省のサイトにある要項を貼っておきます。
 
文科省 小学校教員資格認定試験について 

 

↑このページのトップヘ