作家稼業は、本が売れれば収入になりますが、そうでなければ困窮を極める不安定な仕事です。
テレビや雑誌のインタビューから羽田さんの投資を妄想していきたいと思います。
芥川賞作家羽田圭介さんの収入
羽田さんは生活を安定させて、自分の本当に書きたい本にこだわる作家さんです。
専業作家になったときの年収は350−400万円だったそうです。
公務員と異なり、来年が0になることもあるのが作家
未来を考えて投資をするようになったそうです。
テレビ番組では、アメリカのETF中心だったように思います。
私たちが大金を手にするのは、退職金、勤勉手当。羽田圭介さんの考えは、十分に役立つ
芥川賞受賞=退職金ゲットぐらいの所得が得られたときに投資経験がものを言う
日頃から節制して投資をしていた羽田さん
芥川賞で大金を手にしたときには、銀行からあまりよろしくない投資商品を紹介されたこともあるそうです。
しかし、しっかり投資経験を積んでいた羽田さんは自分の投資スタイルで頑張っているようです。
公務員も退職金を手にするとたくさんの銀行員が押し寄せてきます。
彼らは専門家のように見えて、専門家ではありません。
教師が専門家のふりをしているように、彼らも専門家のふりをしています。
彼らが、本当に専門家であるならば、まず自分たちがお金持ちになっているはずです。
私も同感のアドバイス。若い間は仕事で自分を磨こう
ただし、若い間は投資の時間は短く仕事をしっかりしましょう。
これは雑誌のインタビューで若い人にアドバイスしていた言葉をアレンジしました。若い間は自分という人的資源に投資をしてしっかり学ぶ方が実入りがいいということです。
種銭がないと投資の運用成果も大した金額にはなりません。逆に言うと、損失も大した金額にはなりにくいものです。少ない金額で挑戦する意義はそこにあります。
羽田圭介さんも読解ミスした本はこれ
羽田圭介さんのおすすめの本は、ジェレミー・シーゲル著『株式投資の未来』(日経BP社)
シーゲル本をあげるところもだいぶ勉強されているのだなぁという印象です。
最初は、シーベルの本を読み、個別株に手を出した。しかし、ETFに投資する金額を50%は確保するという部分を読めていなかった述懐しています。
投資の経験を小説の中で盛り込もうと試行錯誤しているなど、羽田さんの生き方は、私たち安定職とみなされている教師にとって新たな視座を与えるのではないでしょうか。