子供ともうまくいかないし、先生同士の人間関係もうまくいかない。やめたいなぁ。
よくこういった相談を受けます。
これ、全部ひとのせいです。
そんなこと言われても辛いものは辛い。
事実です。
辛い!
すべて自分で作り出した幻想でもあり事実です。
私も人のことをして自分が見えなくなっています。以下は私自身に向けた言葉を記録しているだけ。
意見は受け付けていません。
ひとのせいにしない。ではなくて、自分の欲望に忠実に
子供とのうまくいかなさ、先生との人間関係・・・。辛い!と考えるよりも自分の欲望に忠実になりましょう。
どんな欲望を満たすの? 一番俗物的な欲望です。
1.尊敬されたい。2.楽しく生きたい。
3.お金を稼ぎたい。
これを聖職??である教員は考えてはダメですか?
言葉として人に言うのははばかられますねぇ。
今日はこれをテーマにいきます。
私は10年近くこの考えを否定していました。
聖職ってやつですね。
ちなみに私は聖職である教員ではなく
労働者です。ただの俗物です。
俗物のくせに聖職者ぶって誰にでもバランスよく、公平にみたい。八方美人。
職場の人間関係も大事にしたい反面、うまくいかない苦しさ。
職員室の派閥闘争に巻き込まれて疲れた先生。ご苦労様です。
それ、尊敬されたい!っていう俗物の欲望で乗り越えられますよ。
1.尊敬されたい!の俗物の欲望で乗り越える方法
尊敬されたいなら学ぶことです。尊敬されたい!
簡単です。
学びにいきましょう。
ここで待ち受けるのが他人の言葉
例えば、研修会にいきましょう。「あの人、そっちゅう研修に出てるね。」「交通費払えません。」
これは全部他人が言っていることです。
他人が勝手にあなたにラベリングしているだけ。
これはあなたが発した言葉ではありません。自分の価値が下がる行動をあなたはとっていない。
価値が下がるのはあなたの状況を理解もしなくて勝手なことをいっているその他人さま教師。
あなたは大丈夫です。
勤務時間が終われば、大学院など公的な場所にでましょう。大学の聴講生いいですよね
安くても非公的な場所は危険です。気がついたら望まないところにいることもあります。
だから、
大学院派遣制度を利用しよう
地方ほど手厚い派遣制度。地域によっては、推薦を受けられないなどもあるでしょう。田舎ほど給与がでて勉強できます。都会の教員は自腹も多い。
私は、そういった制度の力を借りずに仕事が終わってから大学院に通いました。
自分の時間と学費すべて自分で払いました。給与は一円も増えません!
そんな中で
ひどいときは週に5日午前様になる毎日。
寝る時間以外は働いているか研究しているかほど動きます。
やる気が出る!でない!とかではなくて夢にむかって全力投球です。
高校生なみのチャンスです。人生でなんども訪れない学びたいことを学びたいだけ学ぶ機会。
友達も増えます。
大学院の同期も同窓生です。おじさん・おばさんのネットワークを生かす。同じ分野に興味があるものとしての悩みを相談できる。これって大人になって友達を作る大切な方法。学ぶ意欲のある管理職と関わり教える機会ももちます。世代を超えて仲間ができるのは、最高の幸せの1つです。
2.楽しく生きたい。結婚からの産休でラッキー職場でお休みしょう
職場の往復が人生の大半になるみなさん。結婚からの産休もひとつの手ですよ。
運命の人と出会って、子供を授かった。これだけでもラッキーです。さらに産休もつかいましょう。
別に結婚しなくても子供は授かれます。授かりたくても授かれない中でまさにラッキーです。
子宝っていいますよね。
望んでもできないことのひとつです。
産休中に旅行・ママ友と遊ぶ。再就職先を探す。
学生みたいな生活を送る。
家庭に落ち着く。
自分を見つめ直す時間に使えます。
もちろん男性も育休でできる。
もはや、生き方が多様な以上ここまで特権を与えていいのかってほどラッキーな制度がたくさんあります。
担任から外れてみよう
たとえ学級崩壊をしたことがなくても、担任からあえて外れたときに見える世界は楽しい。隣の先生の子供の見方や考え方にも気がつきます。保護者対応が少なくなる分で客観的にみる余裕もうまれます。
そこで学ぶか楽を覚えるかで人生が決まる。
40年ほど拘束される時間です。
40年楽して逃げて生きるのもひとつ。担任からあえて外れて力をつける機会ととらえるのも一つです。
自分をゆさぶってみるー劣等感を昇華する方法ー
自分がゆさぶられてみましょう。恨みっぽい人・他人のせいにしてしまう人は読み飛ばしてください。腹立つだけです。
まさか、あなた短大・学部出ただけで小学生を教えるの?
自分に肝心な学力がないのに学力向上??これは厳しい。
下手したらクラスの半分以上が自分より知的に高いかもしれない。
ひょっとしたら、子供がうまく扱えないのは自分が・・・だから。
恐ろしいですよね。
この・・・で頭に浮かんだ部分があなたの劣等感。
勉強すれば少なくとも・・・については、専門性をもって生きられます。
集中力が高い子を、「 博士」で片付けていた子供の凄みに気がつきどう伸ばすか理解につながるかもしれません。
バランス感覚?やる気がでない人には苦痛だろ?・・・一点突破でやる気を手に入れよう!
学び直すことで自分の知的さは高まります。知的に高い人のもつ苦しさや特徴・低い人の劣等感の2つを身につけることができます。中途半端な頭で生きるのではなくて、一点突破しよう。
知的に高い人(学ぶことで手に入れる力)・そうでない人(今の自分の力)がわかる教員である。
自己効力感の高まりが得られますよ。
そこまで学んだあなたは尊敬される人です。何かを成し遂げて修了などの証明につなげれば、自分を自分の好みにラベルづけできます。尊敬されたい!は客観的に尊敬されるに変わることでしょう。
3.お金を稼ぎたい。
一般的な教育学部の偏差値と比べて教員の待遇はよすぎるぐらいですね。有名私立大学の就職も大半は中小企業です。運良く入れても子会社出向などで待遇は下がりやすい。
無試験でも入学できる短大を含めた教員の就職は専門性も低い割りにいい給与と待遇です。
ほんとお金を稼ぐにはいい待遇ですね。
これすら理解できてませんよね。
恵まれた環境であることに気がつくためにはもう少し社会にでましょう。
でも、「お金だけがすべてではない」という思いは、やる気がでない人は感じていると思います。
私もそう思います。
金銭ではないつらさが、感情労働者である教師という仕事にはあります。
私たちは心を削りながら仕事をしています。削られ切ると燃え尽きます。
削られるのは事実です。ならば、心を豊かにして削り切られないようにしていくまでです。
まとめ
やる気がでない!は自分の欲望に忠実になっていないからです。劣等感を引き金になった相手に恨みをもつのではなく、自分に置き換えるひとつの方法が欲望に忠実になる方法です。仕事として出してもよい欲望は限られます。その他の欲望はプライベートで。
やる気がでない段階では、職場の人間関係と子供を教えること・プライベートの生活のバランス感覚を取ろうなんてしない!
まずは、自分の欲望に忠実にしてからできる範囲でバランス感覚。これがやる気を保つコツです。
これを読んで考えるのも辛い場合は何もせず寝て過ごすか旅にでもでましょうか。
人のことばかりをして自分が見えなくなっている私自身に贈る言
葉でした。