華丸先生の連絡帳

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カテゴリ:授業のコツ > 体育と運動会

さて水泳指導の初日の流れです。

低学年は水に親しむことが基本だと思いますが、中学年以上ではやはりクロールなどで25mが目標となるでしょう。

初日は学年水泳などで記録を測ることがいいと思います。目標が定まりますし、その後の練習で泳力別に分けて練習もできるからです。 
水慣れをして少し泳いだら、記録をとりましょう。

メジャーをプールサイドにおくか、せめて5m間隔でビート板をおくなどして、目安を用意しましょう。
このとき、泳ぎ方が人によっては乱れていて、端から見ていたら少しおかしく感じることもあると思います。私もあまり得意でなく、人に笑われた経験がありました。一生懸命やっているのに笑われることは辛かったです。事前に「見ている人はしっかり応援してあげてね」と言っておきます。

みんなで頑張ろうという一体感が作れたらと思います。

水泳開きは楽しく。
 
私は本当に水泳が嫌いでした。少しでも楽しいな、泳げたらいいな、って思えたら良かったなと思います。初日は楽しく終わりたいです。水泳嫌いからして水泳がある日は地獄でしかありませんので。
こんなに楽しいこともあるよって伝えれたらと思っています。

記録を取り終わったら、自由時間を取ったりします。そのときに、リバープール(流れるプール)や波などをする手もありますが、安全とは言えないので注意が必要です。
安全にするなら宝探し、水中じゃんけん列車などもいいでしょう。

是非、楽しく終えれるようにがんばってください。










 

そろそろ水泳がはじまる時期ですね。

みなさんはどんな事前指導をしていますか?



私は話を聞く事の大切さを伝えています。 
水の近くでは、ちょっとしたことが命取りになります。
指示や注意などがしっかり聞けていないと危険です。

いざプールにいくと、本当に話を聞きにくいです。
なので、「先生が前に立つとしずかにして、先生におへそを向けましょう 」
というように、事前指導しておきます。
もちろん命の危険が伴うということも伝えます。

ちょっとしたことですが、事前に言っておくと、プールでの指導が少なくなります。


また、プールサイドから上がる際は必ずバディを組ませます。
バディと2列の横同士2人ペアで前から1・2・3と順番に点呼させていきます。
「バディ用意!」と教師が言うと、一番前のペアが手を組んでその手を上に挙げて「1」と言い、
そのまま座ります。次のペアも同様な動作で「2」と言います。というように順番に点呼して座っていきます。 
途中で止まったりしたら、やり直しをさせます。 
相手の子がいないとすぐに確認できます。

プールサイドから上がる際は必ず行います。
これも低学年や中学年なら事前に指導しておくと当日スムーズでしょう。


事前にしっかり準備してスムーズにできたらいいですね。



 

めあてを持たせて、子どもは記録が伸び、先生は所見やほめ言葉につなげる方法。

50メートル走
新聞紙を体に当てて落ちないように50メートル走らせる。これは、体幹や軸のブレを抑える1つの方法です。
しっぽ取りのように1メートルのスズランテープをつけて練習させると、ペア学習のときに、子どもが序盤、中盤で速度が遅くなっている箇所が分かりますから、その遅くなったところで、応援の声をかけさせると記録が伸びやすいです。
体重を前に傾けた形でのスタートダッシュの練習
足をふとももの後ろまで近づけた走り、手が流し目で見えるほど振り上げることなどもコツです。
これらはタブレットを使うと改善します。
あとは、厳しく指導してほしい子は赤帽子、優しく声をかけてほしい子は白帽子にさせると、子供に寄り添った声かけになりますよ。
うまい指導が続くと子どもは厳しい指導を好みます。
下手だと優しく指導を好む傾向はありますが、これは学級の雰囲気にもよると思います。

シャトルラン
シャトルランのみでおこなうのが良いと思います。体力を使います。バスケ、サッカーをしている子は比較的いい記録になりりやすいので、グループで取り組ませるときには、前半後半でスポーツ経験者を半分ずつにすると、周りの子どももつられて良い記録になりやすいです。
感想でも、○さんが頑張っていたので自分も頑張ろうと思ったなど、仲間を意識した感想がよくでます。

反復横とび
これは記録を取る前に十分に上靴を乾いた雑巾で拭いて滑らないようにさせましょう。

上体おこし
練習はさせません。
しっかり足首をつかんで、取り組みやすいようにさせます。

少しでも子どもの記録が伸びて、先生スゴイといわれるようになるといいですね。

スポーツテスト「体力テスト」お疲れ様でした。
前年度の記録をメモしておいて、その伸びをほめていきましょう。個人内評価と呼ばれます。ざっくりいうと、ナンバーワンよりオンリーワンという評価方法です。
昨年度の記録がない場合は、今年から記録を引き継ぎましょう。
必ずいくつかの項目は去年より伸びています。
そこをほめて記録を返しましょう。
話型です。
1秒も記録が縮んだんだねすごいね。
シャトルラン最後まで汗びっしょりでも頑張っていてカッコよかったよ。
など、事実をしっかり観察してそれとほめ言葉を伝えましょう。

その後、所見に書きます。
タブレットなどで、観察をさせて成果が出た子には、
タブレット端末を使って正しいフォームを何度も確認し、取り組んでいました。周りの友達からのアドバイスを受けて、右の手の振りが正しいフォームに近づけることができるようになりました。その結果、○という競技で○という結果につなげることができました。
このポイントを活かして来年度はさらなる飛躍につながってほしいと思います。

こういった所見であれば、時間が経っても、子ども達はこのスポーツテストの日のことを思い出し、先生や仲間と過ごした日々を良い記憶として通知表に残すことができます。

スポーツテストで事前指導をすればするほど、所見はかけます。
叫んでいい記録の子どもだけほめるのではなく、みんなのそれぞれの頑張りを伝えましょう。
教員は冷静に楽しく取り組みましょう。



スポーツテスト「体力テスト」は、先生も子ども達も総動員して取り組む一大イベントですね。
記録が伸びる技やコツをお伝えします。

握力なら歯にハンカチを挟んで記録させる。歯をくいしばるイメージを持たせてから、ハンカチなしで記録をとらせる方法も1つです。


長座体前屈なら、「にゃー」と息を吐きながら取り組ませてから、イメージさせて息を吐きながら行う。

ハンドボール投げなら、スポーツタオルを持たせて、できる人のフォームを見せて、マネをさせる。
タブレットでできる人の動画を撮影してから、自分のフォームを見て改善点を探させる。また、45度付近をイメージしてボールを投げる。
何か子どものめあてを持たせて指導すると、ただの記録会ではなく、子どもの頑張りをのせた思い出の記録会にかわりますよ。
暑い日が続きますから、水分補給させて楽しく取り組みましょう。




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