華丸先生の連絡帳

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カテゴリ: 成績のつけ方

通知表の下準備をすると後が楽!

1月が終わりそうです。あと少ししかない子供たちとの日々をどう過ごすか考えています。
でも、成績つけはやってくるものです。
下準備として係活動の記録をしましょう。

教務必携に係活動の記録をつける 

まずは教務必携のように持ち出しのないノートに、係活動をつけていきます。
子供たちに直接きいて書くのが安心です。
おやすみの子がいれば、その子が何係か同じ係の人に聞くのもひとつ。

ここで一工夫

係活動の記録を書きながら、印象が薄い子やあまり仕事に取り組めていない子の名前を薄く丸で囲います。そして、係活動に取り組んでいるときはほめて!あまり取り組んでいないときは、「・・・を頼むね。」と声をかけて、活動をすればすぐほめましょう。

単純に記録していく作業で終わらずに子供の成長につなげるちょっとした工夫でした。







 

3学期は短い

1年の最後の3学期ですが、1月2月3月とあっとういう間に過ぎて行きます。
なので、成績処理や所見作成などは早い段階から行っていく必要があります。

Unknown


大切なのは早めに目処を立てること

成績処理

○国語のどの教材で音読テストをするのか

○国語の書く評価は忘れず取っておく

○音楽や図工の鑑賞も時期を決めておく

○保健教科も2月中にはしてしまう

○体育の実技テストはどの単元で行うか

○テストの残りが何枚で、あとどれくらいで終わりそうか2月中頃には把握しておく


所見作成

○発表系の授業の時にはメモをしておく

○国語の書き物でよく書けている子は所見に使う

○算数の思考力が評価できそうな授業のノートは集める

○理科では予想・実験・考察などを自分で考える時間を単元を決めて、取る

○体育はサッカーなどが多いが、試合をする授業の1時間か決めて、観察しメモを取る。 

○掃除や給食も日を決めて、観察日を作りメモをしておく


 

成績処理以外も・・

例えば、計算ドリルや漢字ドリルといった、課題物も早めに終わらせるように心がけます。
というのも、どうしても忘れてしまう子がいるから、その子たちも完全に終わるように早めに全体は
終わらせます。
その他、子どもに返さないといけないものは、返せるのであれば早めに返していきます。


3学期は短いです。何事も早めに動きましょう



 

成績つけはイージーステップで

土日に出勤しなくても家でできる作業を考えてみます。
月曜日に気が重い時に簡単にできる作業をいれておくことも大切です。
行事の書き出しをしましょう。学級通信や学年通信を作成しましょう。
行動の所見(地域によって名称はちがいますが、主に品性に●印をおす)を考えましょう。
ここでは、行動の所見づくりを紹介します。

イージーステップその2

行動の所見
行動の所見は、品格や品性、徳目のような面を評価します。多くは一人1個だけ●の印を行うものです。
1学期につけていれば、1学期とは異なる所見をつけてあげられるならば、ぜひそうしましょう。

1学期と異なる行動の所見をつけるには

職場で1学期の行動の所見の表をコピーします。
それと日常の記録などを想起(思い出す)、記録などから1学期と異なる行動の所見につなげていきましょう。もちろん1学期と同じこともあろうかと思います。
でも、異なる行動の所見にするためには、そのほかに輝いていた一面を思い出すことにつながります。
これは、所見のイメージにもつながります。

成績提出まで1ヶ月前後かと思います。
イージーステップで攻めの通知表づくりを頑張りましょう。 

成績つけはイージーステップで

そろそろ成績をつけておくと、土日出勤が減ります。
成績をつけることは大切です。しかし、土日に仕事をしにいく先輩を見習うことはやめましょう。
成績つけに簡単なステップを作ると勤務時間内に終えやすくなります。

イージーステップその1

特別活動の記録を準備しましょう。
学級内の係
高学年ですと、委員会とクラブ活動を閻魔帳に記入しましょう。
通知表の用紙をいただけるならいただきます。
最後に、通知表に書き出しましょう。
特別活動は、子どもから聞き出せばまず間違えない資料です。
ただの書く作業ですが、特別活動の欄がうまるとほっとしますよ。
1個ずつ確実に頑張りましょう。

次回に続く




 

道徳ノートやワークシートをとじていこう

道徳が教科化したということは、教科書の内容を全部教えること。
評価をすることです。もうとにかくノートでふりかえりをみないといけません。
教科書会社には、道徳ノートがついています。
「必ず、すべて書かせましょう。」
実施状況調査などが入った時に、書いていないと指導の証拠が残りません。

道徳ノートをつける意味

道徳評価をするときに、子どもの授業中の発言だけですと
子どもが後になって「言った・言わない」の水掛け論になったときに不利になります。
子どもは、言ったことを忘れる子もいますし、そこを問うのは馬鹿げています。
それよりもノートを丹念におって評価すれば、子どもが「そんなこと言っていない」
と言い出しとときに、やさしく「道徳ノートに・・・と書いていたのでそれを書いたんだよ。」と優しく諭すことができます。
1学期に苦情がなくてもいきなりやってくるのが苦情です。しっかり根拠があればやさしく対応できます。根拠がないときは教員である自分に余裕がなく反応してしまいがちです。
落ち着いて誠実にね。
 

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