華丸先生の連絡帳

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カテゴリ: 学級経営



今しておくとお得なこと

 3学期ももうすぐ終わり
2月にやっておけることを書きました。

2月ももう半ば
研究授業など色んな行事が終わってきたのではないでしょうか。
少し余裕ができるので、どんなことをしておけばいいでしょうか?

① 所見や指導要録を少しずつ書いておく。春休みにすぐ入ることができますね。

② 早めに音読や音楽、体育などのテストをできるだけする。後で切羽詰まることのないように。

③ 漢字ドリルや計算ドリル、その他授業の進度など、抜けがないようにチェックしておく。最後の学期なのでぬかりなく。

④ プリントなどの返し忘れがないかチェックする。そのために少しずつ教室や机周りの掃除をしておく。

⑤ 思い出作り。子どもたちとたくさん遊ぶ。もう担任しない子もいますしね。また学年や学級で最後に何かお楽しみ会やお楽しみ体育を企画するのもいいですね。

⑥ 転居の子に何かサプライズをしてあげるかを考える。早めにわかると思うので、余裕があるときに用意したら安心ですね。

最後に、無理せずプライベートを優先することも大切だと思います。普段、残業が多くなっているならば、早く帰りアフター5を楽しんでは?

また皆さんのこれをやっとけ!というのがあれば教えてほしいです。充実した2月にしましょう!

前回の続きです。

「誰が消えたんですかゲーム」
 
机移動なしだが、人の移動あり
他人の座席に座るので少し注意。

先ほどのヒント出しゲームに似てます。まず鬼を決めます。鬼が決まったら廊下に出てもらいます。そこから、クラスの1人を選んで、その人は教卓の下などに隠れます。そして、みんな座っている場所をシャッフルして、鬼を迎え入れます。そこからヒントを出して鬼が誰がいないかを当てるゲームです。



「カラフルゲーム」
 
机を全て下げる

親を1人決めます。(教師がやった方が盛り上がります。) みんなで円になって親を囲みます。
スタートの人を決めます。手で2回パンパンと叩き、親は好きな色を言います。それに対してスタートの人は赤色の何かを答えます。答えれたらセーフ、リズムに詰まったらアウト。そして隣の人の番です。また同じく親がパンパン青など、色を言います。そして、青色のものを答える。そして隣の人というように流していきます。3アウトで好きな〇〇を答えるなどすると、無理なく楽しめます。はじめはかなりゆっくりでも難しいです。答えるのは同じものでもよいとするか、ダメとするかで難易度も変わりますね。





どれも出席番号クジを用意していたらスグに鬼やスタートの人などを指定できます。じゃんけんは大変なので。出席番号クジも僕は割り箸1本の先に出席番号を書いてもらいそれを入れものに入れておみくじみたいにして、引くようにしています。これもスグ作れるので便利です。





これらの中遊びを寒い日や雨などが続いて子どもたちが発散できてないときにやってあげると、それなりに発散でき、怪我や喧嘩も防ぐことができます。もちろん教師が管理してあげなければいけませんが、怪我や喧嘩の対応に追われるよりはいいのでは?と思います。是非やってみてください!

無理に外に行かせる?でも寒すぎるなー。子どもたちは教室にいるし・・


普段、外で遊んでいる子たちは、パワーがありあまっています。教室の中で暴れたり、
それが原因でケンカや怪我になったりと、危険なこともあります。


そんなときは中遊びゲームをみんなでしてはどうですか?みんな遊びでよく外遊びをしますが、運動が苦手な子にとって、中遊びは嬉しいでしょう。
今回は中遊びゲームを紹介します。



好きですか嫌いですかゲーム

お題についてヒントを出してもらい当てるゲームです。トラブルを防ぐためにお題は人以外がいいでしょう。黒板にお題を書くので見えないように鬼を一人座らせます。お題を黒板に書いたら、みんなで「好きですか? 嫌いですか?」と聞きます。鬼はとりあえず好きか嫌いかを答えます。
そして、みんなでヒントを出して鬼がお題を当てるゲームです。全員参加できるものですし、机の移動もないので、お手軽で、私もよくやります。 


他のゲームも後々紹介します! 

個人懇談が終わり、保護者の方々と子どもたちの成長などについてお話しするなかで、「先生、○年が終わると引っ越しをする予定です」と、転校について告げられることがあります。
びっくりするとともに、あと数ヶ月しか一緒に過ごせないのか、と寂しい思いになります。
先生自身も子どもたち同士も、転校する子との思い出をしっかりと作りたいですね。

転校性に対して手帳にかくこと
まず、保護者に転校の事実と連絡先の交換などを周囲に伝えていいかを聞きます。
次に、子どもに聞きます。
最後に、お別れに向けてその子どもに即した思い出作りや友人の連絡先の交換を行います。(友帳 ともだち同士のサイン帳は、おすすめしません。)


子どもに合わせて考えるといいでしょう。
例えば、
外遊びが好きな子ならば、
一緒に外遊びをする。
教室でゆっくり過ごすことが好きな子なら、
教室でその子の好きなテレビ番組などのお話する。


お別れ会は定番ですよね。
外遊びだとか学活とかねましょう。
転校生の希望に即した形を事前に聞くのも手です。
最後に何かプレゼントをするかどうかも先に決めておくといいでしょう。
 
学級も落ち着いていて余裕があるならば、写真などをこの3学期をかけて撮りためておき画用紙や色紙、木製フレームなどに貼って渡してあげる
子どもも保護者も喜びます。

もちろんクラスのみんなからのメッセージを添えることも忘れずに。
 
複数いたりすると上の写真は大変です。
時間もかかるのでかわいらしい付箋などをクラスの子たちに配り、それぞれメッセージを書かせてそれを色画用紙に貼るだけでも十分です。
これは15分くらいあれば出来上がります。


デコレーションは自信があれば先生が、自信がなければ丁寧にやってくれそうな子に頼むと子どもらしい優しいプレゼントにもなります。

これらのプレゼントをどう渡すかです。
やはりサプライズで渡す場合が多いかなと思います。
ただ手間は多くなるので、無理はしないでいいと思います。
 
サプライズの場合
その子のいない時に作業します。その子がお休みしたときが取り組みやすいですが、休まない子もいます。
そんなときは休み時間その子がいないときを狙って、何人かずつメッセージ書かせていきます。
休み時間も教室にいる子なら、仲良しの子に協力してもらって連れ出してもらうなどもできます。
 
先生もクラスの子と協力して行うので、先生とクラスの子たちとのコミュニケーションも増えます。
子ども同士も秘密を共有することで、ちょっとした一体感が生まれます。

渡すときは、最後の日やお別れ会の日が終わるそのときに
子どもたちが「ちょっと待った!」と出てきて渡すというように
私なら段取りをしておきます。
こういった演出は
感動して泣く子もいたり、とてもあたたかい雰囲気に包まれます。

このクラスでよかった・この学校で良かった、ここに居場所があるんだと感じてもらえるようにしましょう。

「人のために何か贈り物をする」ということを子どもたち自身経験していないこともあるので、私はあえてやっています。
こうした経験を思い出し、将来大切な人に何か贈り物をしようという優しい発想ができる人になってくれたらと思います。

贈られる側はもちろん、贈る側にとっても「一つみんなで良いことしたぞ」という思い出にもなるのです。
3学期が色々な仕込みのラストチャンス。
最後バタバタしないように段取りを考えておきましょう。

国際化が進みそうな情勢で、外国にルーツのある子どもが入学してきたときのことを考えましょう。

例えば、


初めての遠足や校外学習ですること。


すみやかに保護者と面会して、写真などを交えながら遠足について情報提供を行う。
お弁当について お弁当がどんなものか・どうやって作るものか・日本のお弁当と外国のおべんとうのちがい。(学級でも外国料理について説明もしておくといい。)
しきもの(レジャーシート)について


体育で実は思っている可能性があること。

水着への着替えに抵抗があるし、水が怖い。
水泳がない国も多い。

運動会の練習をなぜこんなにするのか。しんどい。
運動会は希望者制の国もあり、集団行動やマスゲームの練習をしんどいと感じる子どもも多い。


交友関係での違い

友達関係の中で
けんかについて、お互いに謝るという解決について納得がいかない。
善悪の二元論で判断する国や、納得いかなければ謝らないという国の文化がある人も多い。


教育活動についての違い

掃除の時間
なぜしないといけないか。
日本の教育活動の中では、教科と同じように学校ですることに入る。
(これは国内でも賛否両論ありますが)


保護者が感じている困りごと


学校から配られるプリント!
プリントの内容が読めない・わからない。プリントの数が多い。
行間に含まれる意味がわからないことがあるので、重要なプリントは特に電話や訪問で説明しましょう。

参観や懇談会でわからないこと

学校を休んで行事にいかないとだめなのはなぜか
学校教育には保護者と教員で共に全力で取り組んでやっとという感覚(これは日本でも賛否あります。)が少ない。

教員が発する家でしてほしいこと
家で宿題をみてください。
保護者が日本語がわからない場合があって協力したくてもできない場合がある。
放課後に残すなどの工夫がいります。


変な英語を教員がつかっている。
和製英語やイメージできない英語がある。
レジャーシートなど英語っぽくても、通じない場合があります。
時系列に沿って説明していくと助かると思います。


最後に

保護者の方が楽観的に「大丈夫よー。」という言葉に惑わされて、実際子どもが困ることが多いのでご注意!

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