華丸先生の連絡帳

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タグ:博士課程

では今日は研究計画や試験について説明します。

大切なのは研究計画そして、その説明(口頭試験)です。
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本当にこの人は博士論文を書く力があるのか? 
教授陣はそこを見ています。

博士論文は新規性や独創性が求められます。なので、先行研究と比べて、どの点が優れているのか。
オリジナリティ溢れているのか、しっかりと伝えましょう。

修士課程の研究計画より具体的に書く必要があります。


・目的
・対象や時期
・調査内容
・分析方法
・仮説


細かく計画しましょう。この人は自分で研究を進めていくことができると思わせるのです。
必要があれば図や表などを用いてアピールをしましょう。

口頭試験があると思いますので、自分の研究の独自性のある部分(強み)はしっかりアピールしたいですね。そして、教授陣からあれやこれや突っ込まれると思います。
特に専門外の教授からは変化球の質問が来ます。
もちろん、想定問答集を作っておくことは大切ですが、それより大切なのは誠実に答えること。
わからないならわからない。できていない部分を指摘されたら、修正することを伝える。
素直に答えましょう。

あとはどの面接でも一緒ですが、できるだけ結論から。


口頭試験の他に英語試験や専門教養試験などもあるかと思います。
英語は専門の英語論文を読んでおくと専門用語も出てきていいでしょう。
専門教養は専門書や論文で勉強をしておきます。
ですが、大きな取りこぼしさえなければ大丈夫かと思います。

大切なのは研究計画と口頭試験です。
博士論文書くぞという強い意志を伝えましょう。








 

今日は大学院の博士課程について紹介したいと思います。
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まずどうして博士課程まで進もうと思うのか。

私は選択肢を増やすことが一番の理由かと思います。



博士号は取ってしまうともう一生ものです。
 ・管理職になるとき
 ・指導主事になるとき
 ・何かの役職につくとき
 ・大学教員になるとき
 ・転職などをするとき


全く同じ能力の2人がいて、1人は学部卒、1人は博士号取得
と言われると、やはり博士号取得の人がいいかなと思いませんか?
もちろん全く同じ能力の場合ですが。 


では博士課程に入るにはどうすればいいか。
まずは博士課程で指導をしてくれる先生を探します。

先に研究室訪問をするといいでしょう。もちろん修士課程から引き続き指導を受けるなら問題ありません。

そこから、博士課程で研究する内容を計画立てしていきます。
その大学院にもよりますが、博士論文を書くためにはその専門の学会誌に論文を2本投稿しなければなりません。その2本の投稿論文をもとにして博士論文が作成されます。

ある程度、その目処が立たないと厳しいです。なので、1本でも投稿していると大きなリードとなります。またデータを取っているなど。全く何もしていない状態から始めるのは少し難しいです。博士課程は3年ですので、その間に調査もして投稿も2回するとなると少し時間的に厳しいですね。


もちろん修士論文がもとになり、投稿ができるはずですので、色々と検討してみてください。
では次回は研究計画や試験について紹介します。















 

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