1学期に運動会がある学校は連休明けから運動会の練習がはじまるのではないでしょうか。
今日は運動会の練習(ダンス)のポイントを伝えたいと思います。


まず、指導は学年全体にしますので、数が多いです。
教室とは違うので指導がとても通りにくいです。

また、こちらも踊りながら指導するので、苦しくなります。
ここは聞かせたいというときは、一旦座らせてから話します。
そうすることで子どもたちは話を聞きやすくなります。

手具などがある場合は、手具を置かせてから話をはじめましょう。


では肝心の内容です。
本番を想定して、運動場という広い場所でも映えるものがいいですね。
なので、ダンスは大きな動作を心がけます。

子どもたちに大きな動作をさせたいなら、もちろんですが
教師は大きな動作で行うことが大切です。

私は「手や足を伸ばし過ぎっていうくらい伸ばしてごらん」
と言ったりします。子どもたちなりに意識して伸ばしてはいるのですが、やりすぎだっていうくらいのダンスで、離れてみてたら丁度いい具合になります。

また、重心移動もきっちり行うと綺麗に見えます。
手や足しか動いていない子は、重心が中心で定まったままです。
手や足の動きに合わせて、重心を移動させてあげましょう。
「このとき、右側に体重をかけてみて」など言うと、少し意識できます。

最後に、楽しく踊らせてあげてください。
ついつい厳しく指導しがち、
けれども怖々とやると子どもたちの表情は堅くなりがちです。
楽しんで笑顔でダンスしている子どもを保護者も期待しています。
できていることはしっかりほめて、楽しませてあげてください。

明日はダンスの振り付け例などを紹介します。