華丸先生の連絡帳

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タグ:始業式の話

いよいよ明日から新学期ですね。
明日学校に行くのが嫌っていう人もきっといることだと思います。
物理的に楽という点と精神的に楽になる方法をお知らせします。

3学期は出勤日が極端に少ない 物理的に楽


3学期の有名な言い回しと、実際に学校ではどのぐらい時間が早く立つのかを教えます。


1月行く、2月逃げる、3月去る


によると(以下引用)
1月は正月があり、2月は元々28日で普通の月より短く、3月は年度末なのでやることが多い。
こうしたことから、1,2,3月は日が早く過ぎる(やることが多いのに思うように進まない)ということを表すのが「1月行く、2月逃げる、3月去る」という表現です。
1月の「いち」の最初の音「い」を使って「いく(行く)」、2月の「に」の音を使って「にげる(逃げる)」、3月の「さん」の最初の音「さ」を使って「さる(去る)」というように言葉遊びの要素が入っている表現です。(以上引用おわり)

ふだん私たちは22日前後働きます。
 1月は、明日からであれば17日しか授業日数はありません。(土日はおやすみです。)
ふだんと比べて23%働く量がすくないです。
2月は20日
3月も17日です。
つまりいつもと働く量は2割近く減っています。

気持ちはまた3学期かぁという気持ちかもしれませんが、
働く量は、実際少なくあっという間です。



ここまでよく頑張りました。

2学期など長期で頑張っていて、ついにこの3学期に突入です。
一般的な3学期の流れを教えます。

3学期の始めは先生も子どももだらけます。

すこしごちゃっとします。
明日のために急場しのぎの準備は気持ちが焦るだけだと思います。
諦めて早く寝たほうがいいでしょう。
始業式当日(明日火曜日)
成績表・作品を集めて、プリントを配ればほぼ終わりです。
2日目以降(あさって水曜日)
係決め、給食当番の確認で終わります。国語も詩などの音読、試写(みながら写すこと)。算数もドリルのはじめのところだけでも手をつけておけばいいでしょう。冬休みの思い出などにひたる。
3日目(木曜日)
楽しい遊びを取り入れるといいでしょう。パソコン室など子どもが喜ぶことをして中だるみを防ぎましょう。先生も少し休憩してください。授業は進みます。どうしても辛ければ、冬休みの宿題を子どもに丸つけをさせて、その間に教材をみておきます。冬休みの宿題はそのあと先生の目でみていきます。
新しい教材(理科・図工)などを開いてワクワクしましょう。
4日目(金曜日)
この日で終わりです。帰りにトラブルが起きないように、目はひからせておきましょう。
飲みに行くことが多いですが、ここはやめてさっさと寝て来週までに必ず教材研究をしましょう。
新しい教材(理科・図工)などの最初の1時間を行いましょう。

5日目(月曜日)
これで1月は残り13日です。この週からは、最後の学習参観と懇談会に向けて大きな取り組みをしましょう。

2月
学習参観の取り組み(学習の成果)、1年間の復習がメインです。冬場はサッカーやバスケットボールなど子どもは楽しみにしていますから、もめないルールづくり(当ブログ参照)を行いましょう。苦手な子どもへの手立て(当ブログ参照)もみておくといいでしょう。
たった20日です。
3月
たったの17日です。
最後の2週間(10日間)は復習やお別れプログラム(お楽しみ会など)ですから、実質は7日間です。

精神面で楽

2学期で精神的にしんどいときは、要注意です。運動会や大きなイベントや荒れる要因があること(修学旅行前後)が多いからです。
3学期は、後が見えています。
1年が終わるのです。
3月の23日前後になれば、来年は担任をもたない・違う先生・違う保護者・違う子ども(成長した子ども)とシャッフルされます。ほんとうに辛ければ、人事が動く2月前後に管理職に相談しましょう。
この時期であれば、管理職の先生も助けやすい部分があります。

それでも明日のことを考えて寝れない場合

安易な方法

あたたかい牛乳を飲み、あたたかいお風呂にゆっくり入って布団に早めに入ります。
副交感神経優位になり、体温が下がることで入眠がスムーズになります。

もう一歩ふみこむ

布団の中で、深呼吸をします。呼吸していることに意識を向けます。お腹の膨らみ息を吸って、はいていることに意識を向けてください。吐く息がながくなるようにゆっくり続けます。
そして、気持ちが落ち着いていると自己暗示をかけて寝ます。

実際それでも寝れない場合

ひたすら起きてみたいテレビやビデオ食べたいものを食べてください。
夜が明けて、交通手段が動き出したら勤務先近くの開いているお店で仮眠するなり時間を潰してください。その方がマシです。

ハッと目が覚めて寝れないなら、勤務先近くで時間を潰す。

気持ちが張っているならその張っている自分の気持ちに寄り添ってあげてください。
辛いのに頑張って働こうとしているあなたを自分でほめます。
自分をほめることができないなら、カウンセリングにいくのもひとつです。
頑張っている自分を認められない・気づく力が弱いのでそこを伸ばしてもらう。


その日の仕事が終わればぐっすりと寝れますよ。

どうにもならない時が長引いているのであれば、病院などで適切な処置を受けましょう。
むりなされず!













 






 

冬休み最後の3連休になりました。
さて3学期の始業式が迫ってきていますね。みなさんは、始業式や学級開きでどんな話をする予定ですか?

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あれこれいっても伝わらないので、ポイントを絞って話をしたいですね。今日はありきたりかもしれませんが、こんなポイントがあるよというものを紹介したいと思います。


・生活リズムを戻そう(気持ちの切り替え)
どうしても冬休みはダラダラしてしまいます。そのダラダラとした雰囲気のまま学級開きしてしまうと、授業などにも集中できません。

「冬休みは楽しかったですか。先生もゆっくり過ごしました。さて、今日から3学期です。冬休みに生活リズムが少し崩れてしまった人も、今日から学校のリズムに戻しましょう。3学期は1年の大切なまとめの時期です。◯◯という行事もあります。みんなにはよく集中して取り組んでほしいです。そのために、この半日授業のうちにしっかりとリズムを整えていこう。」

・次の学年の準備をしよう(やる気や責任感を促す)
3学期は1年のまとめの時期であることに加えて次の学年への準備期間でもあります。学年が上がることをしっかりと意識させたいですね。低学年の子たちであれば、1つ先輩になるのだから学校や学級の決まりをしっかり守ってほしい。中学年の子たちは、高学年に向けて相手の立場に立って考えて行動してほしい。5年生は最終学年として、自分たちで考えて行動できるようになってほしい。6年生は中学生に向けて、より高度な自立を。次の学年に向けて、こう成長してほしいということを改めて伝えます。春から急には変身できませんので、時間をかけて変身させてあげたいです。

「さあ3学期が始まりました。3学期が終わると、君たちはもう◯年になります。◯年生では◯◯をすることがもとめられます。みんなは今それができていますか?でも大丈夫。3学期があります。春から急に変わることは難しいけど、今からなら間に合うよ。◯◯ができるようにみんなで協力して頑張ろう。立派な◯年生になれるように充実した3学期にしよう」 

・クラスの思い出をたくさん作ろう(3学期のワクワク感を)
3学期が終わると今のクラスも解散です。そう考えると、まだまだ思い出は作れそうです。子どもたちにとってその学年は一回限りです。良い思い出にしてあげたいですよね。みんなでたくさん楽しい思い出を作ろうと伝えることで、子どもたちもワクワクしてきます。なんか楽しそうだな、そう思わせたらグッドです。

「1年で最後の学期が始まりました。このクラスも3学期で終了です。そう考えるとなんだか寂しいですね。先生はまだまだみんなとの思い出をたくさん作りたいです。3学期が終わったら、楽しかったなと思えるようにしたいです。だからこの3学期はみんなで楽しく勉強して、一緒に遊んで、いっぱい思い出作ろうね。最後にこのクラス楽しかったって思えるような充実した3学期にしようね。」

どれか1つに絞っても良いですし、組み合わせてもいいです。クラスの現状と照らし合わせてどれがいいかは吟味してください。大切なのは子どもたちが学校モードに切り替わることです。素敵な話で子ども達の気持ちを掴んでください。


 

そろそろ夏休みが終わる学校もあると思います。
みなさん、夏休みはリフレッシュできましたか??
2学期は1年でも一番長い学期ですので、きっちりとしたスタートを切りたいですね。

決して、適当なスタートを切らないように。 


子ども達は夏休みで正直、生活習慣が乱れることが多いです。気も緩んでいます。 
なので、それに合わせすぎるとズルズルと子どもたちに引っ張られてしまいます。
気づいた時には荒れている・・・。そんなこともあるでしょう。 



始業式では新たなスタートを切り、気持ちを切り替えることを伝えます。 

「みなさん、おはようございます。長い夏休みが終わりました。夏休みは楽しむことができましたか?
 さて、今日から2学期です。2学期にも色んな楽しいことが待っています。体育大会。秋の遠足。6年生は修学旅行もありますね。2学期は1年のうちで一番長いのです。だからたくさん行事があります。楽しみですね。そんな2学期をもっと楽しむために、今この瞬間からできることがあります。それは、夏休みのお休みモードから気持ちを切り替えることです。少し想像してごらん。夜更かしをして学校に行くとイライラして全然楽しくありません。授業に集中できないと勉強がわからなくて面白くないです。学校やクラスのルールを守らないと、周りの人が困り、ケンカになったりもします。そんな学校生活、楽しいですか?? 2学期は長いです。だからこそ楽しい2学期にしてほしいです。もう一度想像してみて。今日から早寝早起き朝ご飯。気持ちをすっきりさせて登校します。学校に来たら挨拶。友だち増えるかもね。授業には集中してかしこくなろう。休み時間は元気に遊ぶ。学校やクラスのルールをみんなで協力して守る。どう? こっちの方が気持ちよく過ごせそうだね。楽しそうだよね。
さて、もう一度言います。今日から2学期です。今この瞬間からお休みモードから気持ちを切り替えて2学期を一緒に頑張っていきましょう。みんなで楽しい2学期にしようね。これでお話を終わります。」 


クラスでは、学級ルールの確認 をします。

「始業式でも話がありましたが、気持ちをしっかり切りかえてください。
 もう夏休みは終わりです。この短縮期間に生活リズムを整えてましょう。
 さて、学級のルールの確認をします。
 先生が4月のはじめに言った、しないでほしいことを確認するよ。
 1つ、人の嫌がることをしない
 2つ、危険なことはしない
 3つ、決められた課題や仕事はサボらない

 クラス全員が楽しいのが基本です。これら3つはみんな楽しく過ごすために
 してほしくないことです。そういったことをした場合は先生厳しく叱ります。
 
 というのも2学期は◯◯という行事があります。先生はみんなとこの行事を精一杯楽しみたいです。
 そのためには、学級目標にもあるように、クラスみんなが協力することが大切です。
 みんなは優しいから大丈夫だと先生は信じています。
 みんなで協力して最高の2学期にしましょう。」

 その他、授業のルールは必ず授業中に確認します。
 ルールの押さえ直しは面倒です。
 ただ、きっちりやると上手く学級がまわりだします。 
 上手く回りだすと本当に楽しいです。

 みなさんも是非頑張ってください。






 






 

 

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