華丸先生の連絡帳

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タグ:学校のマナー

職員室にお客様が!

「教頭先生」を呼ぼう。
そうですね。
しかし、教員も職員です。お客様への対応は社会人としてできるだけ適切に行いましょう。
こういう部分で若い先生でもすごい!と思われます。
民間企業出身の先生はできる?かと言われるとそうではありません。
自分で身につけた人こそが、周囲から一目置かれる存在になっていくことでしょう。


お客様をご案内 入室までの流れ


行き先を告げる
「おまたせいたしました。あちらへどうぞ。」
案内する。「お足元にご注意ください。」
入室する。「どうぞお入りください。」
席をすすめる「奥へどうぞ。」「どうぞこちらへおかけになってお待ちください。」
あいさつ「・・・はすぐにまいりますので、もうしばらくお待ちください。」
退室「失礼します。」


お客様に対しての言葉遣い


学校の先生が話す職場用語で気になる言葉をまとめてみました。
✖︎ うちの学校
○ わたくしどもの学校
✖︎ あなたの学校
○ そちらさまの学校では
✖︎ わたし・先生・俺
○ わたくし
✖︎ 誰ですか
○ どちら様ですか
✖︎ わかりません
○ 存じません

お茶の出し方も覚えておこう

 

お茶をお出しするときの流れ
人数の確認
「お茶をお持ちしますが、○人分でよろしいでしょうか?」
応接室等にお客様をお通しした後、名指し人に確認をとる。

準備
1お茶を入れる前に、茶碗やカップにひび割れなどがないか点検する。
2 次に茶碗と急須をあたため、濃さが均等になるようにそれぞれの茶碗に少しずつ7−8分目まで注ぐ。このとき茶托にのせたまま注がない。 温度は70ー80度が適温とされています。
3 茶碗の底をふく。運ぶ場所が遠い時には、ちやわんと茶托は別々にお盆に載せる。少人数のときは茶碗と茶托をセットにして運んでもいい。人数が多い時には、茶托を外して人数分重ねて運び、出す時にセットする。
4 ふきんをもっていく(こぼしたとき用)
5 お茶を出す順序 上席の人に先にだし、自校の人には後に出す。



あいにく名刺をきらしておりまして・・・

名刺自体持ち合わせていないのが私たち教員です。名刺は悪用される恐れもあるので、もたないのもひとつの方法です。
しかし、社会人として関係を広げていく上では名刺の受け取り方ぐらいは覚えておくといいかと思います。私も名刺はもたず、受け取ります。常識的ではありませんが、教員文化での無用なトラブルに巻き込まれないためにそうしています。相手様の名刺をもとに早めにご連絡を差し上げ関係をつなぐことが多いのが私のやり方です。
ともあれ、名刺交換の流れから

名刺交換の流れ

準備
名刺は必ず専用の名刺入れにいれておく。
名刺を渡すときのマナー
1 名刺は目下のものが先に渡すのが原則。訪問時などは訪問者のほうが先に渡す。
2 複数と名刺交換する場合は、役職が上の人から順に名刺交換する。
3 相手の名刺を扱うときには、その名刺が相手の分身というぐらい大切に扱う。

名刺の出し方

名刺の出し方
名刺がない場合
「申し訳ありません。小学校の教員は名刺をもたないことが慣例になっております。」

名刺がある場合
「はじめまして、・・・小学校の・・・と申します。」
立ち上がり、相手の正面まで近寄り、相手が見やすいように名刺を正面にむけ名前が隠れない一を右手でもち、左手を添える。名前を名乗りながら、胸から相手の胸へ名刺を差し出す。名刺入れをお盆代わりにして差し出す場合もある。
「申し遅れました。」
相手が先に名刺を出す場合には、あわてずに受け取り、一言添えて自分の名刺を速やかに差し出す。

名刺の受け取り方
「ちょうだいいたします。」
両手で、左手に右手を添えて受け取る。このさい視線を合わせる。

少しでも身につきますように。 




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