あいにく名刺をきらしておりまして・・・

名刺自体持ち合わせていないのが私たち教員です。名刺は悪用される恐れもあるので、もたないのもひとつの方法です。
しかし、社会人として関係を広げていく上では名刺の受け取り方ぐらいは覚えておくといいかと思います。私も名刺はもたず、受け取ります。常識的ではありませんが、教員文化での無用なトラブルに巻き込まれないためにそうしています。相手様の名刺をもとに早めにご連絡を差し上げ関係をつなぐことが多いのが私のやり方です。
ともあれ、名刺交換の流れから

名刺交換の流れ

準備
名刺は必ず専用の名刺入れにいれておく。
名刺を渡すときのマナー
1 名刺は目下のものが先に渡すのが原則。訪問時などは訪問者のほうが先に渡す。
2 複数と名刺交換する場合は、役職が上の人から順に名刺交換する。
3 相手の名刺を扱うときには、その名刺が相手の分身というぐらい大切に扱う。

名刺の出し方

名刺の出し方
名刺がない場合
「申し訳ありません。小学校の教員は名刺をもたないことが慣例になっております。」

名刺がある場合
「はじめまして、・・・小学校の・・・と申します。」
立ち上がり、相手の正面まで近寄り、相手が見やすいように名刺を正面にむけ名前が隠れない一を右手でもち、左手を添える。名前を名乗りながら、胸から相手の胸へ名刺を差し出す。名刺入れをお盆代わりにして差し出す場合もある。
「申し遅れました。」
相手が先に名刺を出す場合には、あわてずに受け取り、一言添えて自分の名刺を速やかに差し出す。

名刺の受け取り方
「ちょうだいいたします。」
両手で、左手に右手を添えて受け取る。このさい視線を合わせる。

少しでも身につきますように。