華丸先生の連絡帳

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タグ:2分の1成人式

2分の1成人式のもう1つのよくあるテーマについて紹介です。
将来の夢や目標

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家庭状況によっては感謝をしにくい場合もあるなど配慮が必要です。
そんなときには無理に親への感謝をテーマにするのではなく、成長した自分の姿を見せ、将来の夢を伝える式にしてもよいと思います。

キャリア教育の一環として2分の1成人式を捉えることもまた良い取り組みです。といっても、4年生ではまだあまり夢が定まっていない場合が多いです。

そこで、職業調べが必要となります。
今回はその際に役立つサイトやツールを紹介します。キャリア教育にも使用できますのでご参考に。

「EDUTOWNあしたね」
https://ashitane.edutown.jp/
子どものための職業調べサイトです。
申し込めばワークシートも無料で送付してくれます。
サイトには好きなことや興味のあること、例えば「人と話をすること」が好きならば、そのカテゴリーに属する職業を見ることができるなど、段階を踏んで様々な職業に触れることができます。
また仕事人インタビューという実際に働いている人のお話を見ることができることも良いです。フリガナが打っていることもとても助かります。
少しサイトとして重たいのでパソコン室で見る際は少々時間はかかります。しかし豊富な情報量なので、たくさんの職業に触れることができます。


NHKティーチャーズライブラリー

http://www.nhk.or.jp/archives/teachers-l/
NHKが放送した番組で学校教育に関わるもののDVDを無料貸し出ししてくれます。(送料はかかります)
防災や環境など様々なテーマのDVDなどがありますが、キャリアをテーマにした、プロフェッショナルやプロジェクトXなど職業は限られていますが小学生対象のDVDもあります。

対象としては中学生にはなってしまいますが、仕事ハッケン伝(芸能人が仕事に挑戦)やあしたをつかめ(若者の仕事奮闘記)などの番組はセット貸し出しで10本以上貸し出しとなるので、あらゆる職業について映像で見ることができて、とても参考になります。

また身近な仕事人として校長先生に語ってもらうのも面白いですよ。校長先生も嬉しいだろうし、校長先生の意外な苦労を知ることができて、教師からしても勉強になるかも・・余談ですね。

キャリア教育などをやる上で本当は何かの職業のゲストティーチャーを呼ぶことができたら一番良いのですが、中々難しいときは以上のようなツールを是非使ってみてください。

私自身も決して2分の1成人式推進派ではありません。一番は子どもや地域の実態に寄り添った良い実践をすることですね。3学期最後の参観に向けて頑張りましょう。

 

4年生でよく行われる2分の1成人式。
賛否両論あるそうですが、実施する流れがある職場ではどう展開するか悩みますよね。
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テーマは大きくは2通りあると思います。

・親や家族への感謝
・将来の夢や目標
 

どちらでやるか、もしくは2分の1成人式自体をやらないかは子どもたちや地域の実態に応じて検討しなければなりません。

親や家族への感謝のテーマで行う場合を今回は紹介します。

まず、これまでの成長を振り返ります。 
保護者に小さいときの様子や出来事、当時の保護者の想いを子ども達が自分でインタビューします。
これは宿題などで出すといいでしょう。
生まれたとき・1歳〜3歳・幼稚園(保育園)・小学校入学・小学校2〜4年くらいを数回に分けてインタビューします。学校ではそのインタビューをもとにして思い出にのこる出来事や保護者の想いをまとめていきます。

最後に親への手紙を書きます。原稿用紙1枚程度で十分かと思います。これはよく確認してあげないとびっくりすることを書いている場合があります。もちろん強制はだめですが、アドバイスは必要かと思います。

2分の1成人式の本番は、この手紙を読むことがメインとなります。読みながら「いつもわがままでごめんね」や「妹の方が大切にされてる様な気がして寂しかった」などと本当の気持ちを伝え、涙を流す子もいます。そんな感動的な雰囲気に包まれます。

もう1つやることがあります。子どもたちへの保護者からのお手紙のサプライズです。
そして、ひそかに学校用封筒に保護者用に手紙を入れて配ります。内容は「子どもたちにサプライズで保護者からの手紙を書いてほしいことのお願い」です。本番に保護者から直接渡すのもいいですし、教師が事前に預かって渡すのもいいでしょう。子どもたちはとっても喜びます。

最後に歌を歌って、締めくくると素晴らしい式になると思います。


しかし、このテーマには注意が必要です。
それは幼少期を思い起こさせることや感謝をさせることを強制しがちな所です。
もし、虐待を受けていた子などがいたら、それは苦しいだけです。感謝できない状況にある子もいる場合は無理に実施しなくていいと思います。

また、保護者からのサプライズのお手紙も、全員分揃わないと中々難しいという現実はあります。
地域の雰囲気などもよく考えて、式自体を実施するのか、どう実践するのかを考えたいですね。
















 

先日、二分の一成人式を終えました。
僕は二度目だったのですが、一度目は学級でテーマは親への感謝でした。
今回は学年でテーマは将来の夢です。

家庭事情に配慮して、賛否両論のある親への感謝のテーマはやめました。
学級で将来の夢を発表することもできましたが、 どうしてもボリュームダウンが否めないので、
学年全体で二分の一成人式を行いました。 

 プログラムは以下の通りです。

開場とともに、子どもたちが生まれた年に流行った曲をウェルカムBGMとして流しました。
・入場
・はじめのあいさつ
・歌「10才のありがとう」この歌の1番と2番の間に、詩「あさがくると」の朗読を挟みました。教師伴奏で、朗読の間も伴奏をしていました。
・将来の夢発表 発表中にはオルゴールBGM
 ・二部合唱「YELL」 児童伴奏
・終わりのあいさつ 
・退場 

 教師の司会・指示は全くなしで、全て子どもたちで行いました。子どもたちの自立をテーマに行いました。この子たちは音読劇を二年生で学年全体で発表していたため、そのときよりもグンと大人びた様子を見せることが意図でした。

招待状も作成し、立て看板等も作り、卒業式まではいかないまでも少し箔を付けて実施しました。
なぜか入場から感動してくれる保護者もあり笑 おじいちゃんやおばあちゃんが来ていたりといつもの参観とはまた違ったものとなりました。

懇談会はそのまま体育館で子どもたちからのメッセージムービーを上映し、保護者の感動を誘うことができました。ここで親への感謝を少しだけ織り交ぜました。


結果・・かなり練習時間を要したが子どもたちのやり遂げたという自信になった。

学級でやったときよりも、頑張ってみんなで成功させるぞという思いがとても強かったです。終わったときは成功したととても喜んでいました。しかし、練習はきっちりと時間を重ねて行いました。自分たちが作り上げたんだという自覚も強く、お家でたくさん褒めてもらったそうです。

 3学期の総合はまだ続きます。フォローアップとして、最後に子どもたちがつきたい職業について紹介シートを書き、クラスでお互いに寄せ書きをします。それを最後の成果物として、そして頑張った子どもたちへのプレゼントとして作成する予定です。

 

2分の1成人式の時期になりました。
各校の4年生ではこの、最後の学習発表会で実施することが多いかと思います。



そんな中、素敵なスライドショーを見つけました。 
youtubeで二分の一成人式で検索してみてください。



BGMをつけて親へのメッセージを持った子どもたちの写真が
次々流れていき、とても感動的ですね。
2分の1成人式の最後やその後の懇談会で披露すると、
きっと保護者の方も喜んでくれると思います。 


ただ、個人の顔写真になりますので、取り扱いには注意したいですね。


パソコンのムービーメーカーで簡単に作れますし、
卒業する6年生から親へのメッセージというサプライズでも
使えますね。是非ご参考に! 

キャリア教育に基づいた2分の1成人式


プログラム例をのせておきます。

学年全体で体育館で行う場合

メインとして将来の夢の発表を全体の前でします。また成長した姿を見せるという意味で合唱や朗読を披露します。


入場
入場までの時間にBGMとして、児童が生まれた年に流行った曲を流します。

初めのあいさつ 
(クラス代表)

歌「10歳のありがとう」

呼びかけ

将来の夢発表(1人ずつ)

詩「朝がくると」朗読

合唱「YELL (いきものがかり)」

終わりのあいさつ

退場


将来の夢発表は全体の前で1人で行うため、練習が必要となります。無理は禁物だと思います。

歌は一曲で十分かと思います。代わりにリコーダー奏を入れることもいいですね。いきものがかりのYELLは難しいけどかっこいい。四年生には少しハードルは高かったです。10歳のありがとうは定番ですので、オススメです。

あくまでこれからも頑張りますということがメインなので感謝を深々とすることもせず、幼少期を振り返ることをしません。家庭状況に配慮して。

私たちの職場では、前年度まで感謝をテーマに行っていたので、ボリュームダウンしたと思われがちです。

そこで、学年全体で実施しました。付け加えて、子どもたちから保護者へメッセージ映像を体育館で上映します。(学年懇談会という枠で)

よく結婚式のムービーにあるテイストですが、子どもたちに画用紙に一言メッセージを書かせて、写真をとります。その写真を次々流していき、ムービーメーカーでBGMや文字を入れて、一つの映像にします。子どもたちも一言を書くだけで、負担は少ないですし、家庭のことを掘り下げて振り返ることも必要もありません。

これはあくまでも一例なので、ご参考までに。
色々な方法をまた教えて頂ければ嬉しいです。

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