華丸先生の連絡帳

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タグ:3学期

もうすぐ年度末


もう2月も終わりが見えてきました。
今年度もあと1ヶ月くらいですね。今日は年度末に向けてやっておくことを紹介します。

1.学習系

○各教科の進度を確認して、履修漏れのないようにしましょう。
 2月のうちにある程度目処を立てておくと安心ですね

○ドリルや漢字ノートなども計画的に終わらせていきましょう。
 終わらなさそうなら、宿題ではなく学校でやる時間を取りましょう

○音読や音楽や体育の技能、鑑賞のテストなどを早めに終わらせましょう。
 成績をつけるためにそろそろ動き出すといいですね

○定着があいまいな学習範囲は復習をしていきましょう。
 進度に余裕があるなら、復習をして定着をさせましょう

○預かっているものやプリントは計画的に返しましょう。
 もう年度末なので早めに返しましょう

2.学級経営系

○年度末に向けて楽しいイベントを企画しよう。
 学年でお楽しみ会をしてもいいですし、楽しく終わりをむかえましょう

○もし転校する子がいたら、何かサプライズを用意しよう。
 内緒でお手紙をみんなで書くなど、きっと喜びます

○最後の学級の荒れがないか確認しましょう。
 指示がしっかり通るか、喧嘩が増えていないかなど最後の確認をしましょう

○次の学年への意識を持たせよう。
 次の学年ではこんなことをするよと説明をしたり、自覚を持たせましょう


3.校務編

○今年度の改善点が定まったら、資料を作り直すかメモを残しておきましょう。
 来年度になると忘れてしまうので、改善点が決まったらすぐに資料を作り直しておきましょう

○引き継ぎ用の資料を用意しておきましょう。
 異動の人もいると思います。次の担当の人が困らないように資料を作っておきましょう

○校務分掌で必要な備品を確認しておきましょう。
 年度はじめに予算などに計上できるように購入品を確認しておきましょう

年度末なので早め早めに

もうやり残しのないように早めに動きましょう。とくに作品や預かり物を返すなど、子どもや保護者に迷惑がかからないように計画的にしていきましょう。気持ちよく春休みに入れるように。


あっという間でもう3日になりました。今年は9日に始まる学校が多いのではないでしょうか。

みなさんは3学期の学級開きは考えていますか?
3学期って教師も子どもに慣れてきていて、あまり準備せずに始めてしまったりします。
私もその経験があります。


とはいえ、子どもたちはお正月から気持ちを切り替える必要があります。
簡単でいいので何か「学校やっぱり楽しいな」となるような学級開きをしたいですね。

では、簡単な学級開きを紹介します。

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新春特別先生クイズ

・先生はお正月におもちを何個食べたでしょう。

・先生は大晦日の夜に何の番組をみたでしょう。

・先生は年越しの夜、何時まで起きていたでしょう。

・先生は冬休みに田舎に帰りました。さて田舎はどの都道府県にあるでしょう。

・先生はおみくじを引きました。さて何が出たでしょう。

全問正解の子にはシールだったりスタンプを押してあげると喜んでくれます。

新春カルタ大会

学校のどこかにあるはず・・。お正月らしいですよね。班の中で対戦して班のチャンピオンを決めます。
たまには面白いですよ。

坊主めくり大会

百人一首があればできます。カードの山を裏返して、1枚ずつ順番に引いていきます。男性が出たら手札に。女性ならもう一枚引けて、坊主なら手札がなくなります。手札が一番多い人が勝ち。


目隠し似顔絵


福笑いは用意するのが少し大変なので、
目隠しをして似顔絵を書きます(個人戦)。お題は先生など。

班や号車でのチーム線もできます。1人1パーツで交替して書いていきます。
目→眉→口→鼻→輪郭→髪→耳→首→しわ などパーツを指定します。

めちゃくちゃな絵ができて面白いです!

お正月ゲーム

カレーライスゲームやすき焼きゲームと同じ要領です。
班で1チームです。班で順番を決めて、順番に先生とじゃんけんします。(王様じゃんけんみたいに一斉に)先生とじゃんけんをして勝った子はお正月カードを1枚引くことができます。

鏡餅・お年玉・おせち・門松・しめ縄・初詣
のカードが揃えば勝ちです。

カードはくじ引きの紙みたいに小さな紙に字で書いて用意します。
班の数の分+2枚くらいそれぞれ用意しておけば大丈夫だと思います。
もちろんダミーを入れておくと子どもたちは喜びます。学校の先生だったり。
流行りの芸人や芸能人だったり。身内ネタ(クラスでしかわからないもの)を入れるのもいいでしょう。

何チームかがカードが揃えば終了するといい具合で終われます。


どれもそんなに準備がいりません!
是非、子ども達と学校での初笑いを!




 

今日は当たり前だけど、やっておくと3学期が楽になることを紹介します。


今年は1月の6日7日8日と3連休なので9日始まりの学校も多いのではないかと思います。
今年の冬休みは長めかなと思います。
3学期は短いですが、学級が荒れてしまうこともしばしば。
まずは段取り良く業務に取り組んで、心の余裕を持ちたいですね。
では、やっておくといいことを紹介します。


・研究授業や公開授業の準備
 
3学期に授業を控えている方もいると思います。指導案を検討したりするのは
ゆっくりとした時間でやる方がいいです。参考にする指導案や書籍を検索するにも
いい期間ですね。

・通常授業の教材研究

特に理科・図工は教材を買うなら事前に確認しておくといいでしょう。
理科の予備実験もしておくと楽ですね。
算数も何単元かを事前にさらっとでもいいので確認しておきます。
ノートを作るでもいいですが、私はノートを作ると時間がかかるので、
授業内でポイントとなる所を見つけておきます。
指導書をコピーして、書き込めるようにして、授業の大まかな流れを決めておきます。

また、道徳や総合、パソコンなどもやれていますか?
総合はさすがに大丈夫かなと思いますが、
道徳は教科書を返す学年もあると思います。書き込む所もありますし、
もし2学期まで忙しくてできていないならば、3学期にやれるところの見当をつけておくと
実践しやすいですね。パソコンなども1年間全くいっていないのはあまり良くないです。
学年にもよりますが、明らかにこれから必要な技術です。
予定に入れておくか、何かの教科と兼ねてしまうのも手です。(社会や国語の調べものなど)


・算数や漢字などのプリントを刷っておく

始まってから刷ると印刷室が混んで、時間がかかりすぎます。
空いている年明けを狙って、刷っておくと便利です。
→教室に置いておくと急な対応に間に合います。(例えば、喧嘩などで個別対応しなければならなくなった時など、他の子達にはプリントをさっと配れます。)

・年明けの学級開きの準備

年明けだから楽しく始めたいですよね。詳しくは学級開きについてまた記事を書きます。

・宿題集めの準備

チェック表を用意したり、シールなどを用意しておきます。
列の後ろの子どもに集めさせるのか、出席番号順にするのか、
段取りを少し考えておくといいでしょう。
もう3学期なので、返しそびれることがないように早めに返したいですね。

・指導要録を少しでもやっておく

指導要録の所見などは1学期や2学期のことを参考にして、もう書けるはずです。
春休みは忙しいです。4月1日からフル稼働で働かなければいけません。春休みゆっくり休みたいから
3学期終わりにあれもこれもと焦ってしまうと、ミスがでます。

今までは次の学期でなんとかしたらいいやと思えたかもしれません。
3学期のミスは取り返しにくいです。そのためには余裕を持ちたいですね。

そして、3学期は子どもたちとの最後の学期です。
どうせなら楽しく過ごしたいです。業務業務で追われていたら、きっと楽しめないです。
余裕がないと見逃しが多くなり、学級は荒れます。
そのためには段取り良く取り組みたいですね。





















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