冬休み最後の3連休になりました。
さて3学期の始業式が迫ってきていますね。みなさんは、始業式や学級開きでどんな話をする予定ですか?

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あれこれいっても伝わらないので、ポイントを絞って話をしたいですね。今日はありきたりかもしれませんが、こんなポイントがあるよというものを紹介したいと思います。


・生活リズムを戻そう(気持ちの切り替え)
どうしても冬休みはダラダラしてしまいます。そのダラダラとした雰囲気のまま学級開きしてしまうと、授業などにも集中できません。

「冬休みは楽しかったですか。先生もゆっくり過ごしました。さて、今日から3学期です。冬休みに生活リズムが少し崩れてしまった人も、今日から学校のリズムに戻しましょう。3学期は1年の大切なまとめの時期です。◯◯という行事もあります。みんなにはよく集中して取り組んでほしいです。そのために、この半日授業のうちにしっかりとリズムを整えていこう。」

・次の学年の準備をしよう(やる気や責任感を促す)
3学期は1年のまとめの時期であることに加えて次の学年への準備期間でもあります。学年が上がることをしっかりと意識させたいですね。低学年の子たちであれば、1つ先輩になるのだから学校や学級の決まりをしっかり守ってほしい。中学年の子たちは、高学年に向けて相手の立場に立って考えて行動してほしい。5年生は最終学年として、自分たちで考えて行動できるようになってほしい。6年生は中学生に向けて、より高度な自立を。次の学年に向けて、こう成長してほしいということを改めて伝えます。春から急には変身できませんので、時間をかけて変身させてあげたいです。

「さあ3学期が始まりました。3学期が終わると、君たちはもう◯年になります。◯年生では◯◯をすることがもとめられます。みんなは今それができていますか?でも大丈夫。3学期があります。春から急に変わることは難しいけど、今からなら間に合うよ。◯◯ができるようにみんなで協力して頑張ろう。立派な◯年生になれるように充実した3学期にしよう」 

・クラスの思い出をたくさん作ろう(3学期のワクワク感を)
3学期が終わると今のクラスも解散です。そう考えると、まだまだ思い出は作れそうです。子どもたちにとってその学年は一回限りです。良い思い出にしてあげたいですよね。みんなでたくさん楽しい思い出を作ろうと伝えることで、子どもたちもワクワクしてきます。なんか楽しそうだな、そう思わせたらグッドです。

「1年で最後の学期が始まりました。このクラスも3学期で終了です。そう考えるとなんだか寂しいですね。先生はまだまだみんなとの思い出をたくさん作りたいです。3学期が終わったら、楽しかったなと思えるようにしたいです。だからこの3学期はみんなで楽しく勉強して、一緒に遊んで、いっぱい思い出作ろうね。最後にこのクラス楽しかったって思えるような充実した3学期にしようね。」

どれか1つに絞っても良いですし、組み合わせてもいいです。クラスの現状と照らし合わせてどれがいいかは吟味してください。大切なのは子どもたちが学校モードに切り替わることです。素敵な話で子ども達の気持ちを掴んでください。